一泊の家族旅行 着物で行きます … 非日常を楽しむのにも最適な秋！ ～岩手県一関市・和とわ総本店 着付教室～
こんにちは 和とわ総本店の着付教室で講師をしております鈴木です。
ここの所急に寒くなり少し驚いています。
寒さはともあれ秋らしい日が続いています。
今日もよく晴れて清々しい抜けるような青空で、なんだか運動会日和とでもいうような爽やかさです。
着付教室には着物で出掛けます
私は着付け教室に行く日はほとんど自宅から着物を着て出掛けます。
一番の理由は着物を身に付けて行く事によって少しでも荷物を少なくする為です。
二番めの理由は単に着物を着る事が好きだから。
着物好きが大威張りで着物を着られる日でもあります。
あと、着物を着て人の目に触れる事に関しては、世間の皆様に
“着物っていいなぁと思ってもらえたら（いいなぁ）”とそんな少し大それた思いを心に秘めています。
ですがここは岩手の一関、着付教室はほぼ一年を通してありますので、着物を着るのに条件のよい日ばかりとは限りません。
雪の日は積もったり滑ったり、雨の日はただただ濡れたくない、カンカン照りの日は首の後ろの日焼けが心配、そして汗びっしょりの問題と季節季節に特有の悩みがあります。
秋は着物日和です
暑さと汗に悩まされた夏が過ぎて、やっと汗をかかずに着物を着る事ができるようになりました。
そうなんです。
ここ数年「教室には着物で行く」事を続けていて気付いた事があります。
夏の暑さが過ぎた頃くらいから雪が降るまでの間、まさに今のこの時期が着物を着るのに絶好の季節だなぁと。
汗もかかずそして比較的晴天の日が多いので、雨や雪等着物の汚れを気にしなくてよくて、今着なくていつ着るの？と思うくらい軽やかな気持ちで着物を着る事を楽しむ事ができるのです。
そしてこんな時期になると旅行に行きたくなります。
私 着物を着て旅行も行きます
私は一泊の家族旅行の時も着物で行きます。
家族の服装ですか？
至って普通の服装です。
多分私の事はあきれていると思います。
でも何と思われようと構いません。
私はこの先の人生を出来るだけ楽しく生きたいと思っています。
ですから、私としては着物を着て旅行に行く事は、楽しく生きる為のささやかな一つなのです。
温泉旅行に着物で行く話を生徒さんにしてみました
着付け教室でも温泉旅行に着物で行く話をしたところ、生徒さんが興味を示しました。
どうするんですか？
どんな感じですか？と。
何も特別な事はありません。
翌朝自分で着物を着る事ができれば洋服の時と何ら変わりません。
大きな鏡がない？
和とわ総本店の着付教室の生徒さんなら大丈夫！
和とわ総本店の着付教室では鏡を見ないで着物を着られるように指導しております。
そうですよね、いくらなんでも皆が身支度をする時間帯に、一人で鏡を長い時間占領できませんから。
生徒の皆さんなら鏡は時々衿元を確認するくらいで充分です。
ホテルに着いたら浴衣に着替えますし、着物と帯は軽くたたんでハンガーにかけておきます。
少し肌の温もりが取れたところで、たたんで下に置いてもよいと思います。
補正類や肌襦袢（下着類）は汗ばんでいたとしたら、少し風通しのよい所に置いておくぐらいでほぼ普段と同じです。
生徒さんは例えば、凄く汗をかいてしまったらどうするのか？
そんな事を聞きたかったのかもしれません。
実際に行く時は大概季節の変わり目の涼しかったりする時期が多く、洗いたくなる程汗をかいた事はありません。
そもそも汗をかいたとしても絹の着物や帯は洗う事はできません。
襦袢は洗える物もありますが出来れば旅行先で洗いたくはありません。
そこでタオルとか肌着とか洗える物を汗取りとして肌の近くに、洗えないものは肌から遠くに、そんな気持ちで身につけています。
非日常を楽しみます
翌朝チェックアウトする前に、非日常であるホテルのラウンジで、非日常である着物姿でコーヒーをいただいたりします。
少し気取っているかもしれません。
娘に言われました。
「お母さんが移動するたびに、座っている人達の視線が一緒に移動していたよ」って。
そうなんだ、全然気がつきませんでした。
でも、これもコロナ禍の前のお話なんです。
こんな季節の変わり目になると、旅行に行きたくなります。
コロナの事など気にせず、早く以前のように旅行に行きたいですね、着物で。
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和レッスンは、岩手県一関市の「和とわ総本店」が運営する着付け教室です。
「和とわ総本店」は江戸時代から９代続く老舗呉服店です。
地域密着型店舗として、一関市、お隣奥州市や宮城県栗原市、登米市、気仙沼市などから沢山のお客様にお越しいただいております。
「和のある豊かな人生を永遠に応援し続けます」をモットーに、ベテランスタッフから写真スタジオスタッフまで総勢25名体制で皆様のご来店、心よりお待ち申し上げます。