季節を楽しむ秋の着物柄をお話しいたします ~岩手県一関市・和とわ総本店 着付け教室~
こんにちは 一関市の和とわ総本店で着付け教室の講師をしております、和とわ総本店の千葉です。
ようやく朝晩、涼しくなってきました。
日中はまだ暑くて、いつまで続くのかとうんざりです。
でもこれから秋に向けて着物を楽しむための一つとして、秋の着物柄について、お伝えしていきたいと思います。
ぜひ、参考になさってください。
tel 0120-26-5291 (水曜・木曜定休日)
まだ暑さを感じる時は夏の着物だって着られます
従来なら、もう袷(あわせ裏付き)の手前の単衣をお召しになる季節です。
塩沢紬や、お召し、大島紬などの単衣をお召しになっている方も多いようです。
しかし最近の天候は異常で、間も無く10月になると言うのに、 日中の暑さは尋常ではないですね。
こんな時何を着たらいいのか本当に迷います。
洋服でも迷うくらいですから。
最近では体感温度で着物を着ていくのが良いと言われています。
9月ですが、夏物を着ても良いということです。
そんな時に意識しておきたいのが柄です。
季節感を楽しむのには柄も考えて着たいものです。
【2022年8月26日ブログ 季節で異なる着物の仕立て 袷(あわせ)・単衣(ひとえ)・薄物 と考え方】
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秋草の文様(もんよう)を紹介します
秋草文 (あきくさもん)は奈良時代から見られる文様でその中でも古いものと言えます。
平安時代になって日本独自の表現に変わり、やわらかさがでできました。
友禅染に多く見られ、訪問着や付下げにも多く使われています。
1 萩(はぎ)
萩(はぎ)は秋の七草の一つで、これを模様としたものは鎌倉時代には見ることができます。
夏の着物や帯地などにも多く使われ、織模様、染め模様、型染め模様と、模様も多種多様です。
2 紅葉(もみじ)
紅葉(もみじ)は秋をあらわす模様としては欠かすことのできないもので、古くから文様して用いられてきました。
有名な「辻が花染」には必ず描かれています。
絵羽、帯地などすべての和装品に模様として使われています。
3 菊(きく)
菊(きく)も植物文様の一つです。
菊を題材にした文様はとても多く、衣裳はもちろん、道具類、器物類、家具調度品から室内装飾とあらゆるものに使われています。
日本に菊紋が登場するのは天平時代以降と考えられています。
この時代に菊が唐より 移植されたと伝えられているからです。
4 桔梗(ききょう)
桔梗(ききょう)は秋の七草の一つです。
現代で最もポピュラーな文様とされ、衣裳はもちろん陶器などにも多く見られます。
5 葡萄唐草(ぶどうからくさ)
葡萄唐草(ぶどうからくさ)は、飛鳥時代に仏教と共に中国より伝えられた模様です。
葡萄の実と花と蔓(つる)で唐草に構成したもの。
現代も多く用いられている代表的な唐草模様です。
葡萄はたくさんの実をつけることから豊穣の象徴とされ、さらには子孫繁栄につながるということで、古来から吉祥文様として愛されてきました。
和とわではこんなふだん着物があります
和とわとして新装オープンしてから4年が経ちました。
オープンから和とわの看板商品として紹介しているのがhibicolle「ヒビコレ」です。
日々、普段楽しく気軽に着てほしいという思いで、作られた着物です。
色も柄もシンプルだけどたくさんレパートリーがあって、さらに生地の良さや帯の締め心地の良さは間違いありません。
裏地をつけて袷にしても、単衣として長く着て楽しむこともできます。
多くの着物を着て楽しみたい方の応援ができるように価格もお求めやすい設定になっています。
コーディネートもお好きな組み合わせで、個性的に遊ぶことだってできます。
和とわの店頭の入口すぐに展示されています。
ヒビコレに変身できるバーチャルフィティングは東北では和とわだけです。
ご来店の皆様どの方も楽しんでいらっしゃいます。
入門コースで覚えられますか?
和とわの着付教室は、初めて受講の入門コースの生徒さんは無料となっています。
6回の教室の中で、長襦袢、着物の着方、二重太鼓まで練習いたします。
コーディネートの勉強までしていませんが、講師自身が見本になったり、質問にお答えしています。
6回の受講で完璧に着られるようになるにはもう少し回数がかかると思いますが、綺麗な形にはでき上がります。
引き続きおさらいコースがありますので、何度でもご自分が納得の行くまでお稽古することができます。
お着物やお道具は、貸し出しもしておりますので安心なさってください。
次のお教室スタート日の予定は以下の通り
①土曜日コース 11月4日土曜日 18時半から
②日曜日コース 11月5日日曜日 10時半から
③火曜日コース 11月7日火曜日 10時半から
ただいま募集中です。
着付け教室の申込みはどうすればいいですか?
1つはお電話で着付け教室のお申し込みができます。
tel 0120-26-5291 (水曜・木曜定休日)
曜日の希望などお伝えください。
お店のスタッフがお答えいたします。
(担当/佐藤・千葉)
2つはネットで「和とわ着付け教室」と検索しますと和とわのホームページに行くことができます。
そちらから申し込みもできます。
無料体験や見学もできますのでまずはお気軽に
お申し込みください。
楽しく学んで、あこがれの着物をたくさん着られるように応援いたします(^_^)
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秋は色々な行事があり着物を着る機会も増えてきますね (^^)/
「自分で着物を着てみたい!」そんな方は↓
ちょっとしたご相談もお気軽にどうぞ
お電話でのご入会申し込みは tel.0120-26-5291
営業時間 10:00~18:30 水曜日・木曜日定休
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和レッスンは、岩手県一関市の「和とわ総本店」が運営する着付け教室です。
「和とわ総本店」は江戸時代から9代続く老舗呉服店です。
地域密着型店舗として、一関市、お隣奥州市や宮城県栗原市、登米市、気仙沼市などから沢山のお客様にお越しいただいております。
「和のある豊かな人生を永遠に応援し続けます」をモットーに、ベテランスタッフから写真スタジオスタッフまで総勢25名体制で皆様のご来店、心よりお待ち申し上げます。