娘３人の振袖を着付け・自分で着物が着られるようになって嬉しかった体験談 ～岩手県一関市・和とわ総本店 着付教室～
こんにちは
一関市の和とわ総本店で着付け教室の講師をしております、
和とわ総本店 店長の千葉です。
稲刈りが行われるようになって、本格的な秋を感じています。
１日１日と日も短くなってきましたね。
今回は着物をたくさん着ています講師である私の体験談ですが、
着物を着られるようになって嬉しかったことをお話しします(^｡^)
１・子供の頃から着物が大好きでした
田舎育ちの私は大家族で育ちました。家の中心は祖母でした。
祖母は7人の子供を一人で育てた人でしたので、たくましい人でした。
祖母は毎日着物です。
と言っても昔のおばあちゃんですので、綿の着物とかをボロボロになるまで着て
モンペをはいて、畑仕事をしていました。
お出かけする特別な日は、いつもとは違ういい着物を着て羽織を着て出かけていました。
その姿を子供の頃から普通に見ていたのですが、カッコ良く映っていました。
また、家事や子育て、農家の仕事に追われて忙しくしていた母も、
特別な日は着物でした。
二人とも自分で鏡を見ながらも、苦なく着ている姿をいつも見ていました。
（写真は着付教室の様子）
今では祖母も母もおりませんが、
二人にいい洗脳を受けて、こうして着物の仕事をして着付の先生をしているのを
喜んで見てくれていると思っています。
tel.0120-26-5291 （水曜・木曜定休日）
２・家族のお祝い事はいつも着物です
子供の七五三、入学・卒業式、結納、結婚式、友人や親戚の結婚式、できる限り着物です。
着物の仕事をするまでは着付はいつもお願いしている近所の美容院でした。
末っ子の小学校の入学式の時の事です。
1年くらい前にたまたま行った着物の展示会で、夫が訪問着を買ってくれました。
その訪問着で参加しました。
いつもの美容院さんに、「いい着物だね」と褒められました。
その時は着物を着るようになってから、１番嬉しかったです。
夫にも褒められたし、子供たちも嬉しそうにしてくれて
母として最高に気分が良かったです。
３・自分で着られるようになってママ友に差をつけちゃいました
着物の仕事をするようになってからは、自分で着ていくようになりました。
ママ友には、「着物いいね」、「自分で着るんでしょう」とか。
言われるたびに、いいでしょう、もっと言ってなんて思ってました。
入卒で一緒になるお母さん方は、子供が同級生なのでいつもお会いします。
スーツだといつも同じのを着るのに、ちょっと気が引けたりして。
だから新しいのを買ったりします。
でも着物だと、毎回同じ着物を着てもやはり着物は特別で、
ブランドのスーツにだって負けないと、私は思っています。
ママ友に差をつけるなら絶対着物。
そして自分で着ていく。
これに限るのではないかと思っています。
もちろん、子供たちだって嬉しいはずですよね。
４・念願叶って歌舞伎座へ行ってきました
忙しい毎日の中で、行ってみたいと思っていたのが歌舞伎座でした。
地方公演などで近くまで来ている時は、出掛けて観劇していました。
見れば見るほど歌舞伎の素晴らしさに引き込まれ、
いつか歌舞伎座に行きたいと思っていました。
結婚記念日の記念にと有給をいただき、夫との夢が叶いました。
夫も着物です。
二人で朝から着物姿で新幹線に乗り、ウキウキでした。
夫婦で着物姿ですので、視線も感じながら嬉しいやら恥ずかしいやら。
でもこの日が来るのをずっと待っていて、
やっと実現したわけですから、もう嬉しくて仕方ありませんでした。
歌舞伎の演目は松本幸四郎襲名公演です。
歌舞伎座は着物姿の女性でいっぱいです。
男性はほとんどなかったと思います。
この日のためにとっておきの小紋を着て、花道のいい席で観劇できました。
講演の後は、歌舞伎座館内を歩き店員さんにも、「素敵ですね、ご夫婦で。」
なんて言われ、得意気になっていた私。
その日は浅草まで行って1日着物で楽しく過ごせました。
最高の思い出となりました。
５・家族揃っての成人式写真です
この写真は末っ子の成人式に揃って撮った家族写真です。
訪問着は夫が買ってくれたもの、
二人の娘の着物は私の着物。
振袖は3人で同じ振袖ですが帯締めを替えたりして着ました。
夫だけは自分で着て、３人の娘の着物はもちろん母親である私が着付けました。
娘たちは揃って美容院に行き、家に帰ってきてから順番に着付け。
自分が着る時にはだいぶ疲れてしましたが、
なんと言ってもみんなで着ることが嬉しくて、そんなこと忘れてしまいました。
いつもお世話になっている写真屋さんに到着すると、
玄関までお迎えに来てくださいました。
そして最初の言葉が、「お母さん頑張りましたね」
最高の褒め言葉をいただきました。
和とわ（以前はたかはし屋）に入社した時の夢が、
「3人の娘の着付けは自分でやりたい」でした。
見事に実現できました。
我ながら、頑張ったと思っています。
おかげさまで着付の講師もさせていただけるようになり、
着物が着られる方が増えていって、岩手一関が着物姿でいっぱいになるのが今の私の夢です。
https://wa-lesson.net/trial_lesson/です。
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和レッスンは、岩手県一関市の「和とわ総本店」が運営する着付け教室です。
「和とわ総本店」は江戸時代から９代続く老舗呉服店です。
地域密着型店舗として、一関市、お隣奥州市や宮城県栗原市、登米市、気仙沼市などから沢山のお客様にお越しいただいております。
「和のある豊かな人生を永遠に応援し続けます」をモットーに、ベテランスタッフから写真スタジオスタッフまで総勢25名体制で皆様のご来店、心よりお待ち申し上げます。