着物で歩く京都旅行 奮闘記 ～岩手県一関市・和とわ総本店 着付教室～
こんにちは。
岩手県一関市の和とわ総本店で着付講師をしております鈴木です。
今年は山々の紅葉がきれいだと感じているのは私だけでしょうか。
趣味の畑をしていますと季節、気候、天気等がとても気になります。
今年は異常気象だね、と畑仲間の間ではいわれているのです（不思議なことに毎年です）が、今年は本当に異常気象だったと思います。
寒かったり暑かったり、紅葉の赤いもみじはその恩恵かもしれません。
前回一泊の家族旅行に着物で行きますという内容のブログを書きました。
今回は京都旅行のお話をしたいと思います。
憧れの京都旅行に着物で行きたい！！は合い言葉？
着付教室では「京都旅行に着物で行きたい」話は合い言葉ですか？ というぐらい多くの生徒さんが語られます。
素敵な京都の絵のような自然を背景にお寺や神社等々、歴史的建造物を訪れて着物で歩いてみたい、想像しただけで嬉しくなってしまいます。
この私もその一人で「京都にいつか行きたいなぁ」
「着物着て行きたいなぁ」そんな願望はありました。
京都には高校の時に修学旅行で行ったきりで、また行きたいとは思っていましたが、具体的には計画も予定もありませんでした。
突如、京都着物旅行の願いが叶う事に！！
そんな中、コロナ禍前ですが数年前にその願いが叶いました。
娘の京都旅行に付き合う事になったのです。
その年のゴールデンウィークに急に行く事になり、不思議な程短期間に計画がまとまりました。
その時の旅行はパック旅行とかツアーではなく自分達で計画して行きました。
計画は全て娘がしました。
行きたい所をピックアップして混み具合やゆっくり見たい所、絶対にかかせない所等々色々な面を勘案して決めたようです。
そこは私はタッチしませんでした。
秋の京都を「鬼のように歩く」娘が考えたプラン
いっぱい歩く事になるけど覚悟してね、と言われました。
そうなんだぁと思いました。
着物姿で京都旅行を楽しみたいと思っていた私は、憧れていたものとは違うものになるのかなぁと諦め気分になりました。
娘いわく、絶対に行きたい、そして混みそうな所は朝一番に訪れる。
そしてその後に近場の所数ヶ所を移動して見たい。
そんな感じだったので実際には行ったり来たりとかなり歩く計画になったようです。
京都を訪れている数日の間に着物をいつ着るか
着物好きな方達は数日間の旅行の間ずっと着物で過ごすのでしょうか。
初めて数日間の旅行をする私はわかりませんでした。
でも今回は前述の事情（鬼のように歩くプラン）で実際に三泊四日の間ずっと着物を着るというのはなし、着物を着る場面を選ぶという事にしました。
和とわ総本店によく来てくださる京都の着物作家の先生に美味しいお店を教えてもらいました。
そこに予約をして行く事にしました。
あと別の日に舞妓さんの踊りを見て食事というプランに申し込みました。
どちらも娘と二人で着物を着る事にしました。
私は着物はもう一枚持って行きたいと思ったのですが、娘と二人分の着物は既にかなりの大荷物になっていましたのでそれは諦めました。
娘は着物に関してはノータッチなので全て私の仕事です。
周りの人のアドバイスをもらい着物をホテルに宅配便で送る事にしました。
京都着物旅行、無事に行って無事に帰って来ました
いろいろありましたが行って来ました。
京都は素晴らしかったです。すごかったです。
本当に行ってよかったです！
有名な赤い鳥居、大きなお寺の数々、静かな佇まいの苔むした庭園、語り尽くせません。
日本人として本当に誇らしかったです。
今回の京都着物旅行の反省点、改善点
和とわ総本店には京都の着物関係の方達がお店に来られます。
何かのきっかけで、私はその方達に今回の貴重な京都旅行の話を恥ずかし気もなく披露します。
その会話の中で、ある京都の業者の方が「行く時に着物で行き、向こうで洋服でという方もいますよ」と話されました。
あぁ、そうだ、私も新幹線で京都に行く時に着物を着て行けばよかったんだと思いました。
何だか全然思いつきませんでした。
荷物を減らすという面でも、着物を楽しみたいという面でも私の思いが叶う事になります。
あと舞妓さんの踊りを見た後に食事というプランに申し込んだ話をしましたが、そこは有名な着物屋さんの施設でした。
私がもう一枚持って行きたいと思ったけど諦めたその着物を作った着物屋さんだったのです。
私には自慢のその着物、着て行きたかったなぁなんて思いました。
よく調べて勉強して行くべきだと反省しました。
京都に行くのは今回が最後と思いましたが…
旅行を計画中は、京都旅行はもう今回が最後かなと、そう思っていました。
でも、また行きたいと思って帰って来ました。
勿論次回も着物で、そしてよく調べて勉強してから行こうと思います。
いつか、ですけど。
そして着物好きなお仲間との旅行だと、今回娘と行った旅行とはかなり違うものになるのではと思います。
そうですね、今度こそ着物中心のプランで行きたいです。
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