和とわブログ

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着物と畑 専業主婦の私が見つけた生き甲斐 ~岩手県一関市・和とわ総本店 着付教室~

 

 

こんにちは、岩手県一関市和とわ総本店の着付け教室で講師をしております鈴木です。

もうすっかり寒くなりましたね。

和とわ総本店の着付教室に出向きます時に着物で出掛けて行くのですが、着物の上に羽織るコートはほんの1ヶ月前までは薄地の透ける生地でしたがそうでないものに変えました。

そして最近購入したショールをマフラーのようにフワッと巻いて出掛けます。

着物も冬仕度です。

私は専業主婦なんですが週に数回着付教室で講師をしています。

そして畑にはまっていて、畑の仕事は切りがなく春からずーっと雪が降るまで畑をしています。

畑に関して興味のない方ごめんなさい。

少しお付き合い下さい。

 

◯着物と畑 趣味が両極端すぎて困る事

 

 

畑をする理由は家族に安全なものを食べさせたいから。

いっぱいとれた時はご近所さんやお友達にさしあげたり親戚にお使い物にしたりします。

畑を趣味にしていますとどうしても手を酷使してしまいます。

紫外線も気になります。

着付教室で着物を着る事も大好きです。

そのために気をつけている事は手を怪我しない事、なるべく手が荒れないようにする事、お手入れという程ではないですが、爪を切る事、なるべく日焼けしない事。

 

 

着物を着る上で指を怪我しますと着物を汚してしまいます。

仕方なく絆創膏をはりますが、指先を使うためあまりよくありません。

怪我をしないまでも手荒れをしますとガサガサと着物に引っ掛かります。

これは当然の事ながら本当に好ましくありません。

つまり着物を着るには畑は好ましくない事ばかりなのです。

解決方法は気を付ける事以外には見つかりませんでした。

紫外線対策として肌が露出しないように全身を覆って畑に出ます。

手については着付教室の前日の夜にクリームを塗ってから薄い手袋をしてやすみます。

 

◯仕事という名の楽しいお出掛け

 

昨日まで畑で作業していた私は着付教室の日は化粧をして髪をまとめて着物に着替えて出かけます。

着付教室に行く日は心の中は全く切り替わります。

仕事に行くというよりは(畑も大好きですが)畑とは別の楽しい事をしに行く気持ちになります。

生徒さんに会うのがとっても楽しみです。

着付教室に来られる生徒さんは着物を自分で着る事ができるようになるという明確な目標を持って教室に来ていますので、私とはお互いに通じ合うものがあります。

講師として着付教室に来られた生徒さんに教える立場ではありますが、生徒さんにはこちらの方こそ教わる事が多いです。

長年、普通に当たり前に思っていた事など「どうしてですか?」

と聞かれたりして「え?」と思ったりします。

そしてそれについて調べたりしますが、それがとても私には勉強になります。

 

 

最近質問されたのは「ビーズの半襟は夏以外でもつけてよいのですか?」でした。

答えは「はい、一年を通して大丈夫です」でした。

私もはっきりとはわかりませんでした。

先生方に確認してきました。

「ビーズの半襟はヒンヤリして気持ちいいですよ」と夏の暑い時期に販売する時に必ずというほど添えられる言葉です。

なので夏限定なのか?と暑い時期以外はどうなのか?と思っても不思議ではありません。

私にも勉強になりました。

そんな質問をしてくれる生徒さんに感謝です。

 

◯もしも 畑だけだったら?

 

着付け教室がなくて畑だけの毎日だとしたら、もしかしたら手のお手入れなどしないかもしれません。

髪の毛も日焼けも一切気にする事もなく畑に没頭しているかもしれません。

没頭はいいと思いますが、多分間違いなく困ったおばちゃんになっていると思います。

つまり着付けがあるから有難いのです。

両極端な趣味ではありますが、だからこそやじろべえのように私の中でバランスがとれているのかもしれません。

これが本当のメリハリなのかもしれません。

 

◯生き甲斐とは

 

以前に生き甲斐について書いている物を読んだ記憶があります。

かなり以前ではっきりと覚えていませんが(確か和とわ総本店の社長が書いた記事だったと思います。)

生き甲斐とは「好きな事」「得意な事」「人の役に立つ事」「お金になる事」と書いてあったと思います。

「好きな事」が生き甲斐。当然ですね。

「得意な事」が生き甲斐。

好きな事とほぼ同じでは?と感じるけどと娘に言ったら

「全然違うでしょ、絵とか音楽とか好きだとしても上手とは限らないでしょ」と、あぁ、そういう事ね、と。

「人の役に立つ事」が生き甲斐。

人の役に立って人に喜んでもらったら嬉しいですよね。

モチベーションは上がります。

「お金になる事」これが意外に思いましたが、誇れる技術や特技に対して正当な対価を認めてもらう事では?と思いました。

※私の場合、畑は実際には難しいかなと思いますが、お使い物として使う事もあるのでここに当てはまると考える事にしました。

 

◯感謝を忘れない

 

和とわ総本店との出会いそして着付教室で講師をさせていただいている事をしみじみと有難く感謝しています。

人生を折り返した年齢になってから生き甲斐と感じるものに出会ったわけですから、これからも健康に気を付けて感謝を忘れずに、この生き甲斐を大切に続けていけたらと思っています。

 

 

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「和とわ総本店」は江戸時代から9代続く老舗呉服店です。

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