和とわブログ

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「結」マークと「紬」マーク 着付講師の記録帳 ~岩手県一関市・和とわ総本店 着付教室~

 

 

こんにちは。一関市の「和とわ総本店」で着付け教室の講師をさせて頂いております藤江です。

 

春が待ち遠しい今日この頃

 

立春が過ぎ、少しずつ近づいて来る春を楽しみにしていた矢先、思いもよらないドカ雪に朝から大きな溜息をついてしまいました。

この雪を何とかしなければ…。

主人と二人で、先ずは庭から続く下り坂の雪を片付けて開通させ、戻って庭の雪を除けて2時間30分以上が経過。

幸い、今日は休日ということで気持ちに余裕があり、そしてお天気がいい。

除雪したところはあっという間に融けてくれてひと安心。

今年の冬は寒さが厳しく、だだっ広い我が家は冷凍庫のよう。

本当に春が待ち遠しい今日この頃です。

 

催事でのひととき

 

岩手県一関市の和とわ総本店では、月に一度催事が行われており、私は毎回寄らせて頂いております。

まるで絵画のような着物や帯を見ては素晴らしいと感じ、身に纏うには全く自信のかけらもありませんが飾っておきたいと思うことはしばしば。

ただ不思議なことに、「あててみましょう。」と言われて反物をあてて頂くと、大体が似合うように思えてくるのは何故か…物欲が見え隠れしてちょっと怖いです。

なりふり構わず雪を押し、腰が痛いの、腕か痛いのと言っている時間とは正反対の贅沢な時間だと感じています。

 

催事会場は勉強の場でもあること

 

催事では着物問屋業者の方から反物の特徴や仕上げまでの製法など、勉強会ということで詳しくお話を聞くことができます。

「着付けを教えることも大事だけれど、こういう証紙を見て勉強して行くことも大事。」と結城紬、大島紬の証紙について説明して頂くこともあります。

 

「結」マークと「紬」マーク

 

当然ご存知の方もいらっしゃると思いますが、結城紬の二つのマーク、赤色で同じ書体。

一見するとよく似ていますが、産地証明の字が違っています。糸とり婦人図、検査証などもよく見れば分かりますが、なかなかじっくり見ることはないのかもしれません。

「結」マークは、本場結城紬卸商協同組合が品質を保証している証紙で昔からの製法で織り上げられる「重要無形文化財」の織物。

当然高価な品物となります。

「紬」マークは、茨城県結城郡織物協同組合発行、結城紬の風合いがあり本場に比較すると少し手の届きやすい価格になっているということのようです。

 

 

私なりの覚書?

 

実は私、案外几帳面なところもあったりして、着物や帯が仕立て上がってきた際に、先ず着物や帯と証紙の写真を撮ります。

そして余り布とその写真、ちょっとした文章も付けて記録帳というかファイルするようにしています。(少し大雑把な感じではあるのですが…)

いつの日か、これらの和服を娘たちが手にしてくれる日が来た時、このファイルも一緒に役立ててもらえればと願っています。

 

縁あって着付けの講師をさせて頂き、そして受講される生徒さん方と講習を通していろいろなお話をさせて頂くにつけても、恥ずかしくないよう学んでいかなければと思っています。

 

 

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