着物でお出かけのすすめ ~岩手県一関市・和とわ総本店 着付教室~
こんにちは。
岩手県一関市の和とわ総本店で着付け教室の講師をしております石川です。
「桜蘂(さくらしべ)降る」という言葉があることを最近知りました。
花びらが散り、桜蘂(さくらしべ)が落ち、やがて葉桜になるのだそうです。
「花筏(はないかだ)」というのもあります。
古くから日本人にとって桜はやっぱり特別な花なのだと思う今年の春です。
一関文化センター「落語会」での出来事
和とわ総本店の3月の「着物で楽しもう会」は、一関文化センターでの落語会でした。
私も生徒さん達と出掛けてきました。
早めの時間に待ち合わせてランチをし、文化センターまでの道をおしゃべりしながら歩いていた時のことです。
「まあ! 一関の奥様方はお着物で……。素敵ですねぇ。」と女性の声がしました。
横に並んできたのは、気仙沼から落語会にいらしたという良い感じのご夫婦(たぶん)でした。
思いがけない褒め言葉がとても嬉しくて、益々気分が上がり、一関のイメージアップにつながったかも、と思いました。
担当の着付教室の生徒さんたち
和とわ総本店の着付け教室は4月、5月教室が始まりました。
私が担当しているのは、自分で上手に着られるようになった方が多い教室です。
落語会にご一緒した生徒さんは、自然に当たり前のように、いつも着物で出掛けていらっしゃいます。
覚えたら着て出掛けてどんどん自分の物にしていくという、とても前向きな生徒さんだと思って見ています。
家族旅行にも着物で行くそうで、「洋服は持って行かないから、うまく着られなくても着るしかないの。」と話していました。
「次の動作の前に無駄な動きをしてしまう癖をなくして、もっと早く、もっと綺麗に着られるようになりたい。」と続けて参加されています。
また別の生徒さんは、「地域のひな祭り行事に3日間着物で、半幅帯を締めて行きました。」と話してくださいました。
「しばらく着なかったら、すっかり忘れてしまって。いつもうまく出来ない所を今度こそ出来るようになりたい。」と再受講されています。
次は着付教室のそとへ
着物がひとりで着られるようになったら、教室に着て来るようにお勧めしました。
その次には着付教室のそとにお出掛けすることをお勧めします。
何度も着て、「着慣れる」ことで「さま」になっていくのだと思います。
生徒さんが上手になっていくのは、とても嬉しい事です。
着物姿の生徒さんとそとでお会いするのはもっと嬉しい事です。
お互いにちょっとかしこまって挨拶したりすると「あぁ、良かったぁ。」と思います。
誰かに褒められている生徒さんを見かけたら、そばに行って「私が教えました。」と言いたくなるかもしれません。
私はお誘いすることは苦手ですが、誘われることは大歓迎で、八割方お断りしないので、
ランチとか、お散歩とか、女子会とか、私で良ければご一緒しますよ。
もう一歩前へ
入門コースを受講し始めた頃の目標は「自分で着物を着られるようになること」だったと思いますが、それはもうクリア出来ています。
着物は奥が深くて、これで終わりということはないのですから、次の目標を見つけてほしいのです。
「ああしたい、こうなりたい」と思うだけでも違ってくると思います。
ちなみに私のこれからの目標は、お家にいる時も着物で過ごすことですが、まずは始まった教室で、良いアドバイスが出来るように努めたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします。
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和レッスンは、岩手県一関市の「和とわ総本店」が運営する着付け教室です。
「和とわ総本店」は江戸時代から9代続く老舗呉服店です。
地域密着型店舗として、一関市、お隣奥州市や宮城県栗原市、登米市、気仙沼市などから沢山のお客様にお越しいただいております。
「和のある豊かな人生を永遠に応援し続けます」をモットーに、ベテランスタッフから写真スタジオスタッフまで総勢25名体制で皆様のご来店、心よりお待ち申し上げます。