結婚式にフォーマル着物で出席! ~岩手県一関市・和とわ総本店 着付け教室~
カレンダーの6月を切り取りながら、もう一年の半分が過ぎてしまったのかと思わずため息をついてしまいました。
7月梅雨時期真っ只中、皆様いかがお過ごしでしょうか。
一関市の「和とわ総本店」で着付け教室の講師をさせて頂いております藤江です。
久し振りのフォーマルな装いに
先日、姪の結婚式・披露宴を来年の3月に挙行するというおめでたい報告をいただきました。
「喜んで出席致します(もちろん和服で)」との返事をさせて頂きました。
那須塩原のホテルが会場とのこと。
仕事の都合もあり、当日早朝の新幹線で出発となりそうです。
何れあれこれとシミュレーションすることになりますが、それはそれで楽しみに感じているところです。
フォーマルの装いは、末娘の大学卒業式以来7年振りになります。
以前ブログにも書かせて頂いたのですが、 卒業式当日、新幹線の出発時刻に合わせて逆算し、袴の着付けをし自分の着付けも済ませて慌ただしく出掛けたことを思い出します。
あれから少しは上達しただろうか、余裕で着付けが出来ると高を括っていますが何せ遠距離移動。
ちょっとばかりのプライドと自信でしっかりと着付けをして向かいたいと思っています。
【2022年11月28日ブログ 着付けを習いはじめたきっかけ・理由をご紹介!】
箪笥に眠ったままの色留袖
実は私の持っている色留袖は、絵羽模様ではあるのは当然ですが一つ紋で、比翼仕立てにはしてありません。
というのは、色留袖の格式を考えて五つ紋、 三つ紋を付けた場合、どう考えても着用する機会は無に等しいと思ったのです。
ならば、格を下げて準礼装とすれば出番があるのではないかと考えて仕立てて頂いた着物です。
色留袖にするか、訪問着にするか、いずれにせよフォーマルに袖を通すのは久し振りです。
そして帯、小物など、これまた楽しみながら選んでみたいと思います。
ミニ情報…「留袖」の語意
ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが「留袖」と呼ばれる訳。
江戸時代、結婚して既婚者となると振袖の袖を短く切って着用されていたことが、「袖を切る」=「縁を切る」という言葉を連想させてしまうため「縁起が悪い」と言われていたようです。
そのことから「袖を切る」を「袖を留める」という表現にし、「留袖」と語られるようになったのだそうです。
恥ずかしながら勉強不足の私は、今更ながら「留袖」と呼ばれる故を調べ、日本語の語意の深さに感心し納得した訳です。
コンビニデビューで自信を!
6月、7月教室のおさらいコースには、入門コースからステップアップされた方、そしてベテランの方が一緒にレッスンされています。
仕立て上がってきたばかりの帯で素敵に二重太鼓を結ばれると、「ほどいてしまうのは勿体ないから、帰りにコンビニにとか寄って行ったら」と声をかけられています。
それはとてもいい考えです。
自分で着物を着て、帯を結んだ姿でお店などに立ち寄ってみる…自信にも繋がるし“今回はどこも着崩れなかった”とか、上達の目安にもなると思います。
【2022年7月30日ブログ 自分で二重太鼓を結べるなんて!前結びの利点】
最大限に活用して楽しみましょう
頂いた着物もある、箪笥ごと譲り受けのだけれども、処分するのは勿体ない。
折角なので最大限に活用するのには「着付けを習ってみよう」と受講される方もいらっしゃいます。
昔の着物なのでと話されるも、仕上がった姿は情緒がありなかなかいいものです。
着付け教室の皆さんと
いつも素敵な着物や帯を準備されて来るベテランの方、お太鼓の柄出しを工夫されたり、時には遊び心が感じられる帯で周りの生徒さん方を楽しませて頂いております。(私はいつも楽しみにしています)
このように生徒さん方のお蔭さまで着付け教室は和気藹々とレッスンを進めることが出来ています。
是非これからも多くの生徒さんが着付け教室に足を運んで頂けたらと思っています。
【2023年8月12日ブログ 着付けは楽しみながら上達することを目標に】
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和とわ総本店の着付け教室では受講生を募集中!
帯を前で結ぶ「前結び着付け教室」は大変ご好評をいただいております。
次回着付け教室のスタートは
2024年9月3日を予定しております。
ちょっとしたご相談もお気軽にどうぞ
お電話でのご入会申し込みは tel.0120-26-5291
営業時間 10:00~18:00 水曜日・木曜日定休
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和レッスンは、岩手県一関市の「和とわ総本店」が運営する着付け教室です。
「和とわ総本店」は江戸時代から9代続く老舗呉服店です。
地域密着型店舗として、一関市、お隣奥州市や宮城県栗原市、登米市、気仙沼市などから沢山のお客様にお越しいただいております。
「和のある豊かな人生を永遠に応援し続けます」をモットーに、ベテランスタッフから写真スタジオスタッフまで総勢25名体制で皆様のご来店、心よりお待ち申し上げます。