和とわブログ

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素敵に着物を着られたら、小物合わせも大事! コートも羽織も大事‼︎ ~岩手県一関市・和とわ総本店 着付け教室~

 

紅葉のイメージ写真

こんにちは

一関市の和とわ総本店で着付け教室の講師をしております、和とわ総本店店長の千葉です。

毎朝5時には目覚める私ですが、布団から出るのを躊躇してしまう季節となってきました。

今回は着物をたくさん着ています講師である私の体験談ですけど、着物を着る時に、大事に思っている事をお話しします(^。^)

1・着付けの仕上げの要は帯締めと帯揚げです

着物をお召しになった時、「トータルコーディネート」とよく言いますね。

トータルとは、着物、帯、長襦袢、そして、帯締め帯揚げ。

バックや草履までのことを言います。

もちろん、コートや羽織までもトータルコーディネートのうちに入ります。

「オシャレな奥様ですね。」

そんな着物姿のステキな女性を見かけたこともあるのではないでしょうか。

そういう方は何が違うのかと考えてみると、

コーディネートのバランスが良かったり、まとまっていたり、個性的だったり。

とてもステキに見えるものです。

2024年和とわ「着物で楽しもう会」新年会での集合写真

2024年和とわ「きもので楽しもう会 新年会」集合写真

着物をお召しになる時、きっと悩まれるのは

「帯締めや帯揚げをどうしたらいいのかしら。」

結構聞こえてきます。

たかが小物ではありますが、

着物をお召しになる時には、肝心要の小物なのです。

たくさんの中からどれにしたらいいのか。

参考にしていただけたら、嬉しいです。

tel.0120-26-5291   水曜・木曜定休日

【2023年4月21日ブログ 着物でお出かけのすすめ】

2・色を気にしています

洋服でもそうだと思いますが、バランスって色が大事ですよね。

着物の時も私は小物の色を大事にしています。

帯と帯締めのイメージ画像

例えばフォーマルの時。

使いやすい色として、薄めのベージュ系、クリーム色、桜色、優しいグレーなど。

この辺りの色は、他の着物や帯にも合わせやすい事もあります。

また季節によっても少し意識して変えることもあります。

秋から冬にかけては、ダークな色合いにしてみたり、渋めな感じにしてみたり。

反対に普段着で出掛ける時。

普段着とは、紬や小紋、お召しや色無地などです。

私は紬が好きで、出掛ける時には結城紬や大島紬を着ることが多いです。

紬の着物を着た女性二人の画像

こちらは決まったルールってあまりないと思っています。

つまり何でもありなのが、普段着というわけです。

私がこのようにコーディネートして

隣に座った方はまた違うコーディネートをしても

どちらも OKというわけです。

時に「それが難しいのよ」っていう方もいらっしゃいます。

色とりどりの帯締めの画像

私が紬を着る時に良く使う帯締めや帯揚げの色は、

赤や黒、青、緑、黄色、白。

ちょっとキラキラ糸が入った物とか。

フォーマルの時とは全然違いますでしょ。

自由なので、試したこともない色を使ってみることもあります。

楽しいですよ。

【2023年1月13日ブログ 着物の色は日本の色】

3・コートは必要ですか?

洋服の時、出掛ける先によってジャケットを着たり

カーディガンを羽織ったりしますね。

寒い時にはコートを着て、マフラーして。

普通にコーディネートしています。

着物になったらどうでしょう。

「寒くないからコートはいらないわ」

実は着物を着た時、コートはとても大事な役目をしているのです。

着物は袖に振りがあって、洋服より少々動きにくさを感じます。

うっかりするとドアノブに挟んだり、車のドアに挟んだり、いつも間にか汚れていたり。

ドアノブは私よくやってしまいます。

袖付けがビリッと焦ります。

光沢のあるグレー色の着物用コートの画像

それから、帯を結んでいます。

いつもより背中にも神経を使いたくなります。

綺麗に仕上げたお太鼓が潰れてしまったり、

車のどこかにぶつかり汚れたり。

後ろなので自分では気付かないでいる事がほとんどです。

そんなことのないように大切な着物と帯を

守ってくれるのがコートと言うわけです。

冬は防寒としても着ますが、昨今の温暖化で季節感がだいぶ変わりました。

透け感のあるコートでも冬が過ごせるくらいです。

今の季節、秋から冬にかけてがとても悩ましいですね。

裏地のあるコートでいいのですが、少し透け感のある軽いコートでもいけます。

ただし、コートは訪問先の玄関で脱ぐのがマナーですので覚えておいてください。

それから昔から、家紋を入れた着物をお召しになる時は、家紋をさらけ出して歩くものではないと言われています。

家の中を見られているのと同じ事の意味合いのようです。

ちなみにコートを脱いでたたんでいる姿もまた、美しいですよ。

2024年10月和とわ総本店きもので楽しもう会。松島までのバスツアーでのワンシーンの画像

2024年10月 和とわ 「きもので楽しもう会バスツアー」での一コマ(松島)

4・羽織りはまた違う楽しみがあります

羽織りもコートと同じように、大切な着物と帯を守ってくれます。

コートと羽織りは素材は同じで、裏地をつけて袷でも薄手で透け感のあるものなどいろいろ楽しめます。

黒色の羽織を着た女性の画像

違いの一つは作り、見た目です。

コートは中に着ている着物は、足元からしか見えていません。

着物を覆って着ている状態です。

羽織りはと言うと、前は着物を覆ってはいなくて

紐などで結んでいるので中に着ている着物の色や柄が見えています。

そこがおしゃれです。

薄紫で透け感のある羽織を着た女性の画像

昭和生まれの私の親達は、入学式など小紋に絵羽織を着て出掛けていました。

当時の流行りだったのでしょうね。

みんな着てましたね。

もう一つの違いは、羽織りは室内でもずっと着ていてもいいということです。

着物のコートが、洋服の防寒コートだとしたら

羽織りは洋服で言えばカーディガンと言えます。

防寒コートは室内では脱ぎますが、カーディガンは脱がなくてもいいですよね。

つまり脱がなくても良い羽織りは1番上に着ている着物と同様。

色や柄にこだわりたいと思っています。

最近では紋紗、駒紗などと言ったとても薄くて軽い素材の生地もあり、

その生地で羽織りに仕立てる人も増えてきました。

とにかくオシャレです!

みんな振り向きます!

【2024年3月22日ブログ 女優「吉田羊さん」から学ぶ着物コーデ】

5・教室ではコーディネートも教えてくれますか?

出掛ける場所や用途、集まるメンバー、もちろん季節。

いつでも同じではないのが着物の良さです。

だからこそ悩むのが、何を着たらいいのかしら?

組み合わせはどうしたらいいかなと、皆さん考えますよね。

和とわの着付け教室では、着付けだけではなく組み合わせ方や、たたみ方までわからないことはなんでも教えています。

なんでも聞いてください!

ベテランの講師が揃っています。

また和とわのスタッフもベテランの販売員がおりますので、

着付け講師だけでなくても、お店のスタッフにもなんでも聞いてみてください。

わからないことを解決しながら、着物を着ることを楽しんで参りましょう。

 

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次回着付け教室のスタートは

2025年2月1日を予定しております。

土曜日コースは2月1日(土)18:30から

日曜日コースは2月2日(日)10:30から

火曜日コースは2月4日(火)10:30から

全コース6回づつのお教室になります。

詳しくは着付け教室ご紹介ページへ

初めての方には無料体験レッスンをおすすめします!

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和とわ総本店の店舗写真

和レッスンは、岩手県一関市の「和とわ総本店」が運営する着付け教室です。

「和とわ総本店」は江戸時代から9代続く老舗呉服店です。

地域密着型店舗として、一関市、お隣奥州市や宮城県栗原市、登米市、気仙沼市などから沢山のお客様にお越しいただいております。

「和のある豊かな人生を永遠に応援し続けます」をモットーに、ベテランスタッフから写真スタジオスタッフまで総勢25名体制で皆様のご来店、心よりお待ち申し上げます。

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