着物には着る喜びと、そして譲る喜びがあります。〜岩手県一関市・和とわ総本店 着付教室〜
こんにちは
一関市の和とわ総本店で着付け教室の講師をしております、和とわ総本店店長の千葉です。
季節は立春を迎えましたが、ますます寒さ厳しくなります。
でも実際は北国、岩手一関にはほとんど雪がありません。
もう春になるのではと思うくらいの暖かい今年の冬です。
着物を楽しむには丁度いいかもしれませんね。
1・着物を着てみたい。でも1人では着られない
着物を1人で着るって、とても難しく思っている方もいらっしゃるかと思います。
確かに、着物を着ると一言で言っても道具だけでもたくさん必要です。
腰紐が4本とか、伊達締めとか、帯枕、前板など。
それでもまだ足りないです。
もし、着る機会ができても1人で着られないとなると、どうしますか。
美容院に頼む方、購入したお店にお願いする方、知り合いとか。
お金もかかるし準備も大変だし、頼むのは簡単ではありませんね。
でしたら、1人で着られるようになりましょう!
和とわの着付け教室は、道具はたくさん必要ありません。
全く初めて着ます、と言う方でも着られるようご指導しています。
実際に和とわの着付け教室の生徒さんの中でも、全く着られなかった方が、今ではお出かけする時はほとんど着物ですって方もいらっしゃいます。
それもとても楽しそうですよ。
tel.0120-26-5291 (水曜・木曜定休日)
2・教室では何の着物で練習したらいいですか?
着付け教室ではお着物をお持ちでない方には、お貸出ししています。
寸法は標準寸法なので、体格によっては大きい小さいがあることはご了承いただいています。
袋帯や名古屋帯もお貸出しておりますので、手ぶらで参加できると好評いただいています。
もちろん、お道具も全てお貸出しております。
それでも生徒さんにお話していることがあります。
それは「ご自分の寸法のお着物をお持ちでしたらその着物で練習しましょう!」
なぜかと言いますと、実際に着られようになって自宅で着付けする時はご自分の着物を着ることになります。
着物や帯は素材によっては感覚も違うように感じます。
いつもの練習通りにいかないことがあります。
ですので、ご自分の着物をお持ちの方にはご自分のでとお伝えしています。
その方が、断然上達が早いです!!
では何の着物で練習したらいいか。
紬、小紋、色無地が宜しいと思います。
昔着てたのとか、しつけがついたままなのとか。
それで大丈夫です。
思い出のある着物をぜひ、着てあげてください。
着付け教室は1番の着る機会です。
【おすすめブログ……着物を着たいけど、こんな時はどんな着物を着ればいいですか?】
【おすすめブログ……着付け教室に興味があります。体験だけでもできますか?】
3・着られるようになったら、譲ることも考えてみます
1人で着られるようになったら、さあ出かけましょう!
お友達やご家族のいつものお出かけも、着物だと気分が変わりますよ。
憧れる人になっているに違いありません。
私にも思い出があって、母が着ていた着物はよく覚えています。
こんな時に着ていたなあなんて思い出します。
しかも1人で着付けている母の姿が、かっこよかったです。
きっと1人で着物を着付けてご家族で出かける姿は憧れていることでしょう。
お母様がいつも着ている着物にも憧れを持つことと思います。
自分が楽しんで着ていた着物を、大好きな娘さんやお孫さんに譲ることができたら嬉しいと思いませんか。
着物は大切に保管しておいたら、孫の時代まで着ることができます。
私の孫のお話ししますが。
今年七五三を迎えます。
娘の嫁ぎ先のお母様が綺麗に残していた衣装がありました。
きっと思い出がたくさん詰まっていることでしょう。
娘には「きっとお母さんが衣装をとってあるはずだから、それを着てあげたら喜ぶよ。」
着物だからこそできることだと、しみじみ感じています。
親子3代で着ましたと聞くと、とても大切にそして思い出がぎっしりと詰まっていることだろうと、感心いたします。

七五三家族写真 イメージ画像
4・でも古くて、汚れとか心配です
確かに心配されると思います。
どのくらい古いかもありますが、保管の環境はどうだろうか。
いつ着用しただろうか。虫干しはしたことあるだろうか。
着物は湿気や汚れに弱く、それが原因でカビが発生したり黄変になったりと、トラブルが起きます。
それは、古くなくても起きてしまうことです。
「娘に譲りたい、孫に着てもらいたい。でも着られるかな?」
そんな時はそのまま着物専門店の和とわにお持ちください。
そのままとはどういう事?
着物はほとんどがたとう紙と言う、和紙に包まれています。
古いと匂いがしたり、シミだらけになっていたりするものです。
開けて持って行ったらいいのかなと思うところですが、開けずにそのままお持ちください。
そのたとう紙を開けるのも大変な作業ですので、少しでも楽にしましょう。
ちなみに、たとう紙は2年に1回の交換が目安です。
和紙が湿気を吸ってくれたり、埃から守ってくれたりと頑張って仕事をしています。
綺麗な状態を保つためにも、交換はお薦めしています。
あとはお店のスタッフが1点1点点検して、綺麗にするにはどうしたらいいかご提案させていただきます。
点検料は無料です。
何点お持ちいただいても承ります。
着物のお手入れは料金もかかりますので、このくらいですと見積もりも出しますので安心です。
大切な思い出深い着物を綺麗にして、ぜひ孫の代まで着てあげてください。
【おすすめブログ……着物お手入れの大変さ解消法!〈着付講師が直伝〉】
和とわでは自分で着られる喜びと、譲る喜びをお手伝いさせていただいています。
気になることはなんでも聞いてくださいませ。
tel.0120-26-5291 (水曜・木曜定休日)
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和とわ総本店の着付け教室では受講生を募集中!
帯を前で結ぶ「前結び着付け教室」は大変ご好評をいただいております。
次回着付け教室のスタートは
2025年4月1日を予定しております。
火曜日コースは4月1日(火)10:30から
土曜日コースは4月5日(土)18:30から
日曜日コースは4月6日(日)10:30から
全コース6回づつのお教室になります。
ちょっとしたご相談もお気軽にどうぞ
お電話でのご入会申し込みは tel.0120-26-5291
営業時間 10:00~18:00 水曜日・木曜日定休
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和レッスンは、岩手県一関市の「和とわ総本店」が運営する着付け教室です。
「和とわ総本店」は江戸時代から9代続く老舗呉服店です。
地域密着型店舗として、一関市、お隣奥州市や宮城県栗原市、登米市、気仙沼市などから沢山のお客様にお越しいただいております。
「和のある豊かな人生を永遠に応援し続けます」をモットーに、ベテランスタッフから写真スタジオスタッフまで総勢25名体制で皆様のご来店、心よりお待ち申し上げます。