夏の浴衣姿をワンランクアップ! ~半巾帯結び 〜岩手県一関市 和とわ総本店 着付教室
こんにちは。一関市の「和とわ総本店」で着付け教室の講師をさせて頂いております藤江です。
9月に入り、朝晩めっきり涼しくなりました。先日までの暑さが何だか噓のようですね。
夏の思い出
さて一関夏まつり、磐井川花火大会は3年振りとあって楽しみにされていた方も多かったのではないでしょうか。
そんな賑わいの中、仕事帰りの私は渋滞している車の中。
やっぱり浴衣姿の人が気になります。と、あらっ!と驚いてしまったことが…。
お友達と楽しそうに歩いている女子高校生さんでしょうか、可愛い浴衣なのに胸元が左右にはだけ(Tシャツは着用のようでしたが)、大股で歩くものだから裾もはだけて短パンも見え、かろうじて帯でどうにかこうにか脱げないだろう姿を見た時、これは自分で着付けをして着崩れてしまったのか、はたまた現代の若い方の浴衣ファッションなのだろうか?と首をかしげてしまいました。
どちらにせよ、若い方が浴衣を着て花火大会を楽しまれるのはとても嬉しいことです。
1年のなかでも着る機会が限られる浴衣を気崩れせず、キリッと粋に着こなすコツをもっと多くの方に知っていただきたいなあと感じました。
(…という私は、今年こそは浴衣を誂ようと思いながらついつい後回し。夏が去って秋になり、そして冬がやってくる。ぜひ来年こそは…。)
ちょっぴり自慢させてくださいね
私、生まれも育ちも一関市川崎町(以前は村)です。
ご存知の方もいらっしゃるのではと思いますが、「おらが自慢のでっかい花火」のキャッチフレーズで有名な二尺玉も打ち上げられる、みごとな花火大会が送り盆の8月16日に北上川沿いで行われる所です。
その夜空に輝く大輪の花火、ちょっと贅沢なことに多少の障害物はあるにせよ、我が家から眺められるのです。
光と音が共鳴し地響きさえ感じられ臨場感たっぷり。
よく言えば自然がいっぱい、山が畑が、そして雑草がという、そんな所に家が建っているだけなのですが…。
花火に浴衣姿…これまた良い
この日に休みを合わせて帰省する末娘が、 浴衣を着たいということで、毎年準備して半巾帯を結んであげます。
今年の帯結びの感想は?「あら、素敵。可愛い結び方ね。」と娘。
「お母さん、中々上手なもんだね。」と褒めてもらったはいいけれど…複雑な心境。
花火を眺める小生意気な娘も、浴衣を着せればちょっぴりしとやかに、風情があっていいものだなあと感じてしまいました。
来年は私も娘達と一緒に浴衣を着ようかな。
おさらいコース講習で半巾帯を結びましょう
半巾帯の結び方は、着付け教室のおさらいコースのカリキュラムにも含まれております。
当然前結びで、四重紐も使いますがこれが優れものです。
さまざまな結び方があり、おしゃれ感満載です。
なにより楽しんで講習していただいています。
二重太鼓、一重太鼓を講習した後のお楽しみタイムでしょうか。
半幅帯結びにわくわくしましょう!
半巾帯は浴衣にはもちろんのこと、小紋、 紬などにも気軽に締められます。
色々アレンジしながら小物類も用いることで、着物を自分で着る楽しみが一層広がるような気がします。
「ちむどんどん」するのではないでしょうか。
(朝ドラのタイトルお借りしました)
和とわの店長さんや社員の方が半巾帯を素敵に結んでいらっしゃるのをお見かけすることがあります。
私が言うのも失礼なのですが…可愛いです。
ぜひ半巾帯結びに挑戦し、色んな着物姿を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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和レッスンは、岩手県一関市の「和とわ総本店」が運営する着付け教室です。
「和とわ総本店」は江戸時代から9代続く老舗呉服店です。
地域密着型店舗として、一関市、お隣奥州市や宮城県栗原市、登米市、気仙沼市などから沢山のお客様にお越しいただいております。
「和のある豊かな人生を永遠に応援し続けます」をモットーに、ベテランスタッフから写真スタジオスタッフまで総勢25名体制で皆様のご来店、心よりお待ち申し上げます。