和とわブログ

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訪問着と付け下げの違いは? ~岩手県一関市・和とわ総本店 着付け教室~

 

こんにちは。岩手県一関市の「和とわ総本店」で、着付け教室の講師をしております鈴木喜代です。

〈暑さ寒さも彼岸まで〉

9月になっても前半は暑い日が続きましたね。

日中はエアコンをフル回転して、寝る時は扇風機のタイマーをセットする毎日でした。

エアコンとエアコンのリモコンの画像

いったいいつまでこの暑さは続くんだろうか、「日本には “秋” という季節はなくなってしまったのか!」なんて、暑さ疲れで弱音を吐きそうになっていましたが、来ましたね~。

しかも急にΣ(゚д゚lll)。

夜中に母親から、とりあえず寝たけど、どうにもこうにも寒くて眠れないから押し入れの布団を出して欲しいと頼まれて、出してあげました。

私は、羽毛布団を掛けました。

流石に、羽毛布団は時々暑くなりましたが、それでもいつもより寝心地が良くて寝坊をしてしまいました。

その時に思いつきました。「春眠暁を覚えず」といいますが、私は「秋眠暁を覚えず」だな~と(笑)。

暑さ寒さも彼岸まで…とは本当によくいったもので、先人の知恵には感心させられます。

そういえば我が家の彼岸花も彼岸となったら、にょきにょきと成長して真っ赤な花を咲かせました。

それもすごいですよね。

秋は、着物を着るにも丁度良い気温なので、長~く秋を楽しみたいです。

青空をバックに咲く彼岸花の画像

〈訪問着と付け下げ〉

9月・10月の着付け教室は土曜日の夜の「他装コース」を担当しています。

皆さん他装もベテランの方々ばかりが9人ということで、私の最初の不安は、ちゃんとお名前を覚えられるかな~でした。

一気に初対面で9人は覚えられませんが、ご近所さんがいたり、お会いしたら知っている人だったり、成人式の着付けのアシスタントでいらしてる方々だったりと、2回目のレッスンの時にはもう不安は解消しました。

レッスンに着物を着ていらっしゃる方も多く、紬、お召、訪問着と皆さん素敵なお着物で目の保養になり、とても楽しいです。

人数も多いのでペアーになってレッスンしていますが、なかにはトルソーでやりたいと希望があったりします。

(※トルソーとは着物や洋服を着せる人型のツールです)

【2022年6月24日ブログ 着物を人に着せてあげるのは教えてもらえるの?という生徒さんの声】

他者に水色の着物を着付ける他装のイメージ写真

というのも、娘さんに訪問着を着せるという目的があったり、お嫁さんに訪問着を着せるという目的があったりと、それぞれの事情がありまして、出来るだけ本人の希望に沿ってあげたいなと思っています。

なのでカリキュラムはありますが臨機応変に対応させてもらっています。

和気あいあいとした楽しい雰囲気ですが、皆さん熱心なのでバンバン質問が飛び交います。

私が間に合わない時は生徒様同士で教え合ったりしています。

【2022年10月7日ブログ 娘3人の振袖を着付け・自分で着物が着られるようになって嬉しかった体験談】

ということで今回のレッスンには訪問着をお持ちになる方が多くいらしゃいました。

訪問着と言っても色々な訪問着があります。

華やかな色、柄の物や、落ち着いた色に落ち着いた柄の物、そう言っていたら組み合わせは多数になると思いますが、なかには訪問着の様な付け下げなどもあるそうですので、見分けるのがとても難しいと思います。

生徒様の着物も華やかな色、柄でしたので思わず「素敵な訪問着ですね!」と言いましたが、家に帰ってから少し不安になり、色々と調べました。

華やかな訪問着の画像

訪問着は絵羽で売られている。

柄が縫い目で繋がって、着物全体がキャンパスのように染められている。

八掛が表地と同じ生地。

胸と衿の柄が繋がっている。

それに対し付け下げは、反物で売られている。

柄が縫い目で繋がらず、飛び柄になっている。

と書いてあるものもありましたが、柄が繋がっていても付け下げと書いてある着物も多数見かけますよね。

調べれば調べるほどわからなくなり、他の講師の先生方にも聞いてみました。

着物姿で談笑する二人の女性の写真

先生方も皆さん口を揃えて「難しいよね~」とおっしゃっていました。

全体に柄があるのはあきらかに訪問着、飛び柄で上前と左肩に柄があるのが付け下げ、これは皆さん一致しました。

難しいのは、上前の柄が繋がっていて、左肩の柄が衿とは繋がっていないタイプの着物です。

ある先生が「付け下げ訪問着というのもあるからね~」と言いました。

私は勉強不足で付け下げ訪問着は知りませんでした。

本当に勉強になりました。

断言はできませんが、あきらかな付け下げ以外は訪問着と言っても良いのかな~と感じました。(間違っていたらゴメンナサイm(_ _)m)

難しい話になってしまいましたが、一般的には自分が着物を着たい時のシチュエーションをお店の人に伝えれば、最良の着物を選んでくれます。

“安心してくださいね。”

【2023年11月21日ブログ 他装コースってこんな感じです】

〈大好きな大相撲〉

秋場所が終わりましたね。

今場所は子守をしながら見ることが多く、会場をじっくり見ることが出来ませんでしたが、チラチラ見てもお着物の方が少なかったような気がしました。

まあ、本当にチラ見しかできなかったので、次回を楽しみにしたいと思います。

大の里は2度目の優勝で大関昇進を決めました。

「唯一無二の…」という口上がありましたね。

流行語になるかもしれませんよ。

そして元大関の貴景勝は引退を決断しました。

大相撲界の世代交代がじわじわときていますよね。

両国国技館2024年初場所相撲のぼりの画像

十両では尊富士が優勝でした。

青森出身ですから応援にも力が入ります。

宮城県出身の時疾風も勝ち越しました。

そして、岩手県出身の錦木も頑張りました。

錦木はテレビの前で応援してると負けることが多く、チラ見で取り組みを見れなかった時に勝つような気がして、後半はあえて取組時にテレビの前から離れていました。

そんなの関係ないはずですが、私なりの応援の仕方です(笑)。

皆さんも、そう思うことってありませんか?これからも、大相撲から目が離せませんね。

 

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「和とわ総本店」は江戸時代から9代続く老舗呉服店です。

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