着物を人に着せてあげるのは教えてもらえるの？という生徒さんの声 ～岩手県一関市 和とわ着付教室

こんにちは、一関市和とわ総本店で着付け講師をしております鈴木です。

６月も半ばを過ぎ、暑い日もあれば肌寒い日もあったりと最近のお天気は不安定ですね。

皆様体調管理に気をつけてお過ごしくださいね。

今日は生徒さんの声そして教室の様子などをお伝えしようと思います。

着付け教室に来られた生徒さんに聞きました。

1.着付けを習おうと思ったきっかけは何ですか？

教室の初回に自己紹介をします。

まず講師である自分から、名前や住まいなどの後になぜ講師として今にいたっているかみたいなお話をさせて頂いています。

それから生徒さんにお願いします。

すると、何を話せばよいかわからないと話される生徒さんが多いので、着付けを習おうと思ったきっかけをお話しくださいとお願いします。

生徒さんの着付けを習おうと思った理由として多いのは

1.着物が大好きだから

2.子供の入学式、卒業式に自分で着たいから

3.結婚式やパーティーに自分で着たいから

4.茶道や華道を習っているから

5.タンスに母や祖母の着物がたくさんあり、それを着ようと思うから

6.自分が着られるようになる事で人にも着せてあげられるようになりたいから　等です。

2.人に着物を着せてあげたい生徒さんの理由

人に着せてあげたいという生徒さんは結構おられますが、理由はそれぞれです。

ある生徒さんの場合をご紹介します。

彼女は長く華道をされていました。

最初は華道と着物はすぐ結びつく事はなかったのですが、それまで洋服で参加していた行事に着物で参加したくなったという事でした。

具体的な日時、目標を持って取り組む事になった彼女は、そこからが凄かったです。

今まで漫然としていた（失礼）ように見える練習が明らかに変わりました。

着付けを指導しているなかで感じる事ですが、目標があると上達が早いのは本当です。

その生徒さんの目標とは、華道関係で先生の祝賀会が東京で（ここは岩手の一関）催される事になり、他の参加のお仲間にお着物を着せてあげたい、そういう自分になりたい、それが目標でした。

人に着せてあげたいと教室に来られる生徒さんは他にもいます。

一関のお隣平泉町のお祭りで、参加する子供さんの着付けをお手伝いしている方が、きちんと習ってお手伝いしたいからと、おっしゃってました。

盆踊りの着付けのお手伝いがしたいという生徒さんもいました。

地域の婦人会の方達がお揃いの浴衣を着て行事に花を添える盆踊りがあります。

時間までに皆で着せ合うのだそうです。

浴衣ごとき、と思うけど自信を持って自分も着たいし、他人にも着せたいからと話されていました。

それぞれ皆さん立派に習得されていきました。

3.他人に着せてあげるのは教えてもらえるの？

他装コース（他の方に着せる）があります。

和とわ総本店の着付教室には生徒さんの目標や習得されたいご希望に合わせて各コースがあります。

◯入門コース　◯おさらいコースA　◯おさらいコースB　◯他装コース 等

先ほど紹介した華道の生徒さんですが、ご自身で着るコースのほか他装コース（他の方に着せる）を受講され、他人に着せる事も学ばれていきました。

それとは別に資格も取得されました。

凄く頑張って準備万端だったんですが、コロナ禍で東京の祝賀会が中止となってしまったそうです。

本当に残念でした。

ご自身が着物を着る事ができる方は、人に着せてあげる事も出来ると思います。

ですが人に着せる場合少々勝手が違います。

他装コースではそのあたりを確認し認識出来ます。

気持ちの問題ともいえますが、やったことのない事なので自信がないという点が払拭されます。

受講された生徒さんからは「自信が持てた」という声をお聞きしました。

4.着物好きさん、お待ちしております！！

娘さんに着せてあげたいという生徒さんが多いです。

娘さんがお友達の結婚式に出席する場合やお子さんの入学式に出席するご自身の娘さんに着物を着せてあげたい 等々。

そんな熱意のある生徒さんの気持ちに触れる時、本当に嬉しくなってしまいます。

そして意外に着物好きさんが多くて本当に嬉しいです。

私でお役に立てるなら何でもいたしますという気持ちになります。

そんなお仲間が集う一関和とわ総本店の着付け教室を是非覗きにいらしてみませんか？

着付教室 体験・見学希望の方も歓迎します♡

着物好きさんを心よりお待ちしております。