和とわブログ

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肝心要の“腰ひも”と“胸ひも” 〜岩手県一関市・和とわ総本店 着付教室〜

2025年二十歳のつどいに参加するお嬢様に振袖を着付ける様子

2025年二十歳のつどいに参加するお嬢様に振袖を着付ける様子

こんにちは。岩手県一関市の「和とわ総本店」で、着付け教室の講師をしております、鈴木喜代です。

<二十歳のつどい>

毎年、同じような事を書いてしまいますが、今年も「二十歳のつどい」が開催されキラキラとしたお嬢様方の思い出の日に立ち会う事が出来ました。

やはり成人式の振袖着付けは私にとって1年で1番大きなイベントです。

毎年試行錯誤して練習をしていますが、今年は特に12月に集中してやってみようと、パートナーと相談して、日程調整して練習しました。

もちろん月に一度の全体の練習会もあります。

本番まじかの猛特訓は、帯の結び方の種類とか忘れないのは良いのですが、爪を何本も負傷してしまいました(´;ω;`)。

当日は、テーピングでなんとか乗り切りましたが、未だに生活に支障があります。

若い時は爪が丈夫過ぎて、割れるのではなくて、剥がれそうになったりして痛い思いをしたりしましたが、欠けたり、割れたりとだいぶ爪も弱くなってしまいました。

女性の手のイメージ画像

その辺もふまえて、これからは集中するよりは、日々の練習の方が良いと反省しました。

来年の成人式に活かして、今から練習を頑張ろうと思いました。

【おすすめブログ……成人式に向けて振袖の着付け練習がんばってます‼︎】

<着付け教室の様子…袴の着付け>

2月から始まったレッスンは、前回同様「他装コース」を担当させていただいています。

他装コースのカリキュラムには、袴の着付けも1回入っています。

しかし前回、前々回は、訪問着を娘さんやお嫁さんに着せたいという方々がいらしたのと、成人式が近かったということもあり、訪問着や振袖をメインに練習してきました。

袴姿の女性二人の画像

今回は、卒業式シーズンということで、袴をお嬢様に着せたい方と同僚に着せたい方がいらっしゃいました。

当初の私の予定では、「お二人はカリキュラム関係なく練習していいですよ。」とお話する予定でしたが、ほかの皆さんの「見たい!見たい!」「やりたい!やりたい!」という興味が半端なく、結局は皆で一緒に袴のレッスンをしています。

女性用の袴はロングスカートのようになっています。

着物の上にスカートをはくイメージです。

ですから着物は袴の裾から出ないように短く着付けます。

もちろん襦袢も短く着ます。

袴専用の丈の短い、袖丈も短い着物もありますが、今回は振袖に袴という少し難易度が高い着付けを皆で練習しました。

いつも訪問着や振袖の着付けの練習をしているので、理屈が分かれば皆さんサクサクと手が動きます。

本当に素晴らしいです。

【おすすめブログ……他装コースってこんな感じです】

< 力 加 減 >

他装コースの上級になると、美装流のベルトを使った着付けだけではなく、ひもや伊達締めや、コーリンベルトなど、一般の家庭にあるだろうと思われる道具でも練習します。(持っていない家庭もあると思いますが。)

伊達締めやコーリンベルトなど着付け道具

伊達締めやコーリンベルトなどの着付け道具

成人式振袖もそれらの道具を使って着付けをします。

生徒さんが苦労しているようにみえるのは、補整とひもの力加減です。

生徒さんだけではなく、私もいまだに両方勉強中です。

振袖を着付ける時は通常はひもが3本~場合によっては5本と伊達締め2本は使います。

どれもが同じ強さで結ぶわけではありません。

腰ひもが一番固く…というか強く結びます。

着物の着丈を合わせて腰の位置で止めるのが腰ひも。

腰ひもが緩いとズルズルと落ちてきて大変なことになります。

腰ひもの画像

胸ひもは襦袢の襟あわせと着物の襟あわせに使います。

こちらは、合わせた襟が動かないようにするためのひもですので、あまり強いと痛いし具合が悪くなってきます。

かと言ってゆるゆるでも襟が動いてしまいます。

その力加減を言葉で伝えるのが難しいのです。

振袖を着付ける様子の画像

先日のレッスンで胸ひものところで、一人の生徒さんに「じわ~と締めます。」と伝えたら、手や顔や体の動きは確かに「じわ~」としていて、生徒さん自身も「じわ~」と声に出して締めたのに紐はプカプカと浮いていて… 、二人で大笑いしました。

他の生徒さんも事情を聞いて大笑いしました。

美装流のベルトなら、初めにサイズを調整しますし、伸縮性はあるし、ベルトの幅も広いので、ほとんど苦しいということはありません。

しかし、ひもは難しいです。

力加減は何度も生徒さん同士で練習することで解決していくと思います。

頑張りましょうね。

【おすすめブログ……着物を人に着せてあげるのは教えてもらえるの?という生徒さんの声】

振袖の着付けをする様子の画像

<大好きな相撲>

1月に初場所がありましたが、横綱の照ノ富士が引退して新たに第74代横綱豊昇龍が誕生しました。

個人的には琴桜に横綱になって欲しかったので残念でした。

初場所は王鵬が活躍しましたね。

取組後のインタビューでは、はきはきとした受け答えで、声も良くてビックリしました。

多くのお相撲さんはかすれた声で「ごっつあんです!」というイメージがあったのですが、とても好印象でした。

推しが増えそうです。

相撲ののぼりが沢山立っている画像

ただ、孫のお迎えやらなんやで一番良い時間帯になかなかテレビが見れなくなってきてまして

( ;∀;)。

何か策を講じねばと考えています。

録画するしかないですかねえ。

録画だと早送りしちゃって、仕切りとか見なくなってしまいそうです。

やっぱり、あじけないですよね。

スポーツ関係はタイムリーでないとですよね。

もうすぐ大阪場所(三月場所)が3月9日(日)から始まります。

今からとても楽しみにしていますヾ(*´∀`*)ノ

 

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和とわ総本店前結び着付け教室受講生募集チラシの画像

和とわ総本店の着付け教室では受講生を募集中!

帯を前で結ぶ「前結び着付け教室」は大変ご好評をいただいております。

次回着付け教室のスタートは

2025年4月1日を予定しております。

火曜日コースは4月1日(火)10:30から

土曜日コースは4月5日(土)18:30から

日曜日コースは4月6日(日)10:30から

全コース6回づつのお教室になります。

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和レッスンは、岩手県一関市の「和とわ総本店」が運営する着付け教室です。

「和とわ総本店」は江戸時代から9代続く老舗呉服店です。

地域密着型店舗として、一関市、お隣奥州市や宮城県栗原市、登米市、気仙沼市などから沢山のお客様にお越しいただいております。

「和のある豊かな人生を永遠に応援し続けます」をモットーに、ベテランスタッフから写真スタジオスタッフまで総勢25名体制で皆様のご来店、心よりお待ち申し上げます。

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