着付教室 一区切りに思うこと ~岩手県一関市・和とわ総本店 着付教室~
こんにちは。一関市の「和とわ総本店」で着付け教室の講師をさせて頂いております藤江です。
早いもので今年も残すところあとわずか、月並みな言い方ですが、慌ただしいあっという間の一年でした。
私のビタミン剤
決して時間に余裕があるわけでもない朝、くねくねとした北上川沿いの道を1キロ程遠まわりして私は会社に向かいます。
この道すがらの春夏秋冬様変わりする山や川の景色が気に入って車を走らせているのです。
自慢にはならないのですが、私にはこれといった趣味はないのですが、好きなもの、好きなことはいっぱいあります。
春の山桜、菜の花、山吹、藤の花。
夏は新緑の山々、木洩れ日。
秋は何といっても紅葉。
そして冬は雪景色。
葉を落とした木々の枝に積もった雪も好きです。
こんな四季折々の景色が私のビタミン剤になっている気がします。
かといって雪道、凍結道路、命がけの通勤は大嫌いですが…
安上がりな観光気分
焼石連峰や須川岳が遠くパノラマ状態に見えてくると「ふうっ」と息を吐きます。
だいたいこの辺りで仕事スイッチに切り替わる時が多いようです。
晴れわたった日は当然きれいですが、案外曇天でも山々の稜線がくっきりと見える日もあります。
安上がりな観光気分でしょうか。
私は白鳥の飛んでいる姿が大好きなのですが、低く飛んでいる白鳥のお腹を下から見上げられる瞬間、カッコイイと思ってしまいます。
…少し変わっているのでしょうか。
今年の着付け教室も終了
さて、今年の着付け教室が終了しました。
ほぼ一年を通して受講されてきたおさらいコースの生徒さん、初めて着付けに挑戦された入門コースの生徒さん、本当にご苦労様でした。
楽しみながら受講されたのだと思っています。
お団子→三角おにぎり→俵おにぎり
講習の際によく生徒さんから「帯揚げがきれいに仕上げられないのですが…」と話されます。
確かにきれいな俵おにぎりは難しいと感じます。
私も苦手なのでよく分かります。
力を入れて左右に引くと結び目をお団子にしてしまう。
少し上手くなったところで三角おにぎり。
俵おにぎりにはほど遠い…。
今年最後の着付教室でのことです。
今までなかなか帯揚げがきれいに結べないと言っていた生徒さんが
「フー、できたー、俵おにぎりが結べた!」と言って喜びました。
確かに今までで一番きれいに結べていました。
その時の表情がまたいいのです。
ちょっとしたことでも丁寧に手をかければ出来てきます。
私自身が不得意だったからこそ、教えられることもあるのだと感じたのでした。
着付けも好きだから続けられる
着付教室を受講される方々は皆さん楽しく通われています。
好きな着物を更に素敵に着るためにこれからも是非続けてほしいと思います。
一年間大変お世話になりました。
新しい年も、生徒の皆さんと一緒に楽しい教室を続けていければと願っています。
どうか来年も皆様にとって良い年でありますように。
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着物の着付けを習いたいという方!
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和レッスンは、岩手県一関市の「和とわ総本店」が運営する着付け教室です。
「和とわ総本店」は江戸時代から9代続く老舗呉服店です。
地域密着型店舗として、一関市、お隣奥州市や宮城県栗原市、登米市、気仙沼市などから沢山のお客様にお越しいただいております。
「和のある豊かな人生を永遠に応援し続けます」をモットーに、ベテランスタッフから写真スタジオスタッフまで総勢25名体制で皆様のご来店、心よりお待ち申し上げます。