和とわブログ

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季節は立秋、これからは何を着るのがいいですか? ~ 岩手県一関市・和とわ総本店 着付け教室~

 

こんにちは

一関市の和とわ総本店で着付け教室の講師をしております、和とわ総本店の千葉です。

暦の上では立秋が過ぎました。もう秋。

とは言っても昼の暑さは変わりがありません。

どうぞ残暑、ご自愛くださいませ。

今回はこれから着用する単衣(ひとえ)の着物について、お話しさせていただきます。

単衣の着物ってどんなのですか?

裏地がなく、1枚で仕立ててあるのが単衣(ひとえ)と言います。

反対に裏地があるのは袷(あわせ)と言います。

今はまだ夏なので、夏物を着用しています。

つまり夏物も裏地がないので 単衣の部類になります。

一般的に夏物は、絽、紗、羅、麻など織り方が透けたように見えます。

もちろん、着用した時も涼しく着用することができます。

着物の下に着る長襦袢もまた、夏用を着用します。

こちらも、絽、麻、また汗をかいてもすぐに選択できる素材を着用している方も いらっしゃいます。(着付教室で人気は爽竹の襦袢)

襦袢生地「爽竹」

小千谷縮

紬で言うと、裏地をつけて袷で着用するイメージがありますが、

単衣としてお召しいただく紬として、

夏大島、夏結城、小千谷縮、塩沢紬、などがあります。

どれも着物好きにはたまらない憧れの単衣着物です。

お太鼓にするのもいいですが、半幅帯で気軽に楽しむのもおすすめです。

tel.0120-26-5291 (水曜・木曜定休日)

【2023年7月28日ブログ 梅雨の季節…着物を快適に着るために】

9月からは長く単衣が楽しめます。

最近の気温は異常ですね。毎日30度越えは当たり前。

こんな時は何を着ようかと悩みます。

本来でしたら、9月になりますと夏物から秋用の単衣のものに変わります。

従来ですと1年中を通して6月と9月が単衣の着物を着用するのが、ルールでした。

また袷の時期は10月から5月となっていました。

しかし最近のこの異常な気温のため、着物は体感で着用していきましょう、

と着物業界では語られるようになってきています。

つまり、単衣の時期が長くなり4月頃から、5月、6月、9月、10月頃まで着用しても良いということです。

紬などは着物の色や柄の雰囲気から、

真冬に着用しても問題なさそうです。

ちなみに私は9月に何を着ようかと考えますと……

前半は小千谷縮に半幅帯。麻の帯。

生紬に透け感の少ない麻の帯。

後半から塩沢紬に透け感少なめ麻の帯。

襦袢はまだまだ夏物。麻は年中。

爽竹の襦袢も12月くらいまで着ます。

衿は夏物から袷のものに変えます。

小物は色をダークな感じで秋らしく見せていこうと思っています。

そして中身はまだまだ夏対策です。

【2023年8月4日ブログ ある七月の和とわ総本店の着付け教室のおさらいコースでの生徒さんたちの話題】

いろんな方に聞いてみるのもいいですね。

私は茶道はしていませんが、やはり茶道の世界では衣替えのルールは細かくあるようです。

お稽古の時もきちんとお着物でなくてはならないお教室や、

お稽古はお洋服でも、茶事の時にはきちんと季節感のある装いにするようです。

まずは先生に伺うのがよろしいと思います。

世間では体感で着用すると言っても、茶道の世界では6月と10月の衣替えは崩さないかも知れないからです。

小物使いなども先生に伺うのが、間違いがなくて良いと思います。

またお呼ばれの席へ、出席の場合です。

結婚式など大きな会場で比較的大勢の出席者がある時。

会場内は夏場は寒いくらいの空調。

お写真もたくさん撮る事でしょう。

真夏のお呼ばれは絽の訪問着が季節として正しいです。

しかしながら絽の訪問着をお持ちの方は少ないと思われます。

ですので、袷の訪問着でもよろしいと思います。

単衣の訪問着をお持ちの方はそちらで大丈夫です。

袷でいいと言うのは、やはり綺麗に見えること。

華やかに見えること。

写真写りが綺麗であること。

襦袢や肌着などは夏対応で問題なしです。

袷にするので、襦袢の半衿は袷用にしましょう。

ランチに行く時や、ちょっとしたお出かけなら、

軽く半幅帯でいいですね。

帯揚げと帯枕がないだけでも、涼しくなったような気がします。

一緒にお出かけする方がいらっしゃるのなら、

あまり差が出ないように、ご相談することをお勧めいたします。

また参加する会の主催者さんに相談してみたり、先生に相談したり、

トータルコーディネートは経験豊富な和とわのスタッフに相談してみてください。

tel.0120-26-5291 (水曜・木曜定休日)

着付け入門コースで覚えられますか?

和とわの着付教室は、初めての受講の入門コースの生徒さんは無料となっています。

6回の教室の中で、長襦袢、着物の着方、二重太鼓まで練習いたします。

コーディネートの勉強までしていませんが、講師自身が見本になり、質問にお答えしています。

6回で完璧に着られるようになるにはまだまだですが、綺麗な形にはなっていただいています。

引き続きおさらいコースがありますので、何度でもご自分が納得のいくまでお稽古することができます。

お着物やお道具は、貸し出しもしておりますので安心なさってください。

詳しくは 和レッスンHP

着付け教室の申込みはどうすればいいですか?

1つはお電話で着付け教室のお申し込みができます。

tel.0120-26-5291 (水曜・木曜定休日)

曜日の希望などお伝えください。

お店のスタッフがお答えいたします。

(担当佐藤・千葉)

2つはネットで和とわ着付け教室と検索しますと着付け教室のページになりますのでそちらから申し込みもできます。

無料体験や見学もできますのでまずはお気軽にお申し込みください。

楽しく学んで、あこがれの着物をたくさん着られるように応援いたします(^_^) 

 

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次の着付け教室スタートは9月2日(土)からです!!

涼しくなる秋に向けて着物を着る機会も増えていきますね (^^)/

「自分で着物を着てみたい!」そんな方は↓

まずは無料体験・見学から、お申込みフォームはこちら

ちょっとしたご相談もお気軽にどうぞ

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営業時間 10:00~18:30  水曜日・木曜日定休

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和レッスンは、岩手県一関市の「和とわ総本店」が運営する着付け教室です。

「和とわ総本店」は江戸時代から9代続く老舗呉服店です。

地域密着型店舗として、一関市、お隣奥州市や宮城県栗原市、登米市、気仙沼市などから沢山のお客様にお越しいただいております。

「和のある豊かな人生を永遠に応援し続けます」をモットーに、ベテランスタッフから写真スタジオスタッフまで総勢25名体制で皆様のご来店、心よりお待ち申し上げます。

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