襦袢の袖が出ないようにするには? ~ 岩手県一関市・和とわ総本店 着付け教室~
こんにちは。一関市の「和とわ総本店」で、着付け教室の講師をしております、鈴木喜代です。
一関の夏まつりが開催されました
毎日のように熱中症警戒アラートが発表される中で、一関の夏まつりが開催され、久しぶりに大勢の観客で賑わいました。
本当に危険な暑さの中、開催する側も、参加された方々も、お客様も皆さんお疲れ様でした。
我が家はまだ孫が小さいので今年は断念しましたが、来年は家族みんなで浴衣を着て見に行きたいと思っています。
次の週はそんな暑い中で、4月に亡くなった父の百箇日と初盆の法要を行いました。
とても暑いのでギリギリまで和服か洋服か迷いましたが、やはり、講師をしていますので和服を着ることにしました。
いろいろな暑さ対策があると思いますが、まあまあ無駄な努力で着付けしている時から汗が出ます(笑)
一つ、いくらか良いのは汗拭きシートをクール成分の入っているものにしてみたら、スースーして少し気持ちよかったことです。
葬儀で失敗した足袋は、再度下敷きを確認して良かった~。
なんと親指のところにまだ厚紙が残っていました。
厚紙も取り出し、今日は大丈夫!と足袋を履きましたが、葬儀の時よりははるかに歩きやすけど、でも何だか「いずい……」。
大きいサイズのものは歩きにくいのかもしれませんね。
サイズなのか素材なのか……。
足袋について調べたくなりました。
それはまた次の機会に。
絽の着物や帯は見る人に涼をあたえているんだよと、お店の方から言われました。
たしかに、お寺で集合した叔父や叔母に、涼しそうだね~って言われました。
着ている本人は暑いけど、そう言われて悪い気はしませんでしたね。
【2023年7月5日ブログ 着物で父を偲ぶ。大好きな父との別れ】
着物と襦袢を一緒に誂えたけど、襦袢の袖が出るんです……。
前回の着付け教室で、「着物と襦袢を一緒に誂えたけど、襦袢の袖が出るんです。どうしてなのでしょうか?」と質問がありました。(爽竹の襦袢と紗の着物)
講師になってまだ1年未満で経験が浅い私には難しい問題です。
その時は、背中心を合わせるようにと何度か練習しましたが、やはりほんの少し出てしまいます。
生徒様には「来週まで宿題にしてくださいね!」とお願いして、他の教室の先生やお店の方に聞いてみました。
すると、やはり背中心があっていないのでは……。
それか、夏場は汗をかくので襦袢がひっつく時があるということを教えてもらいました。
応急処置として、襦袢の袖を安全ピンでひとつまみするだけ。
講師になるまでは夏場に着物を着ることはなかったので、勉強になりました。
早速次の教室でお伝えしました。
しかし応急処置はあくまでも応急処置で、やはり背中心が気になっていたので、それを意識して練習しました。
だいぶ良くなりましたがまだ少し出ることが気になり、いろいろな可能性を考えました。
教室の最終日にその可能性を一つ一つ確認して、やっと原因が分かりました。
その原因とは?
自分で付けた半衿が左右対称になっていなかったのです。
左右対称を前提に着付けしていたので、衿芯もズレて、結局背中心もズレてしまっていました。
そのときはすでに襦袢に応急処置(安全ピンではなく縫って)をしていたので正式に確認することはできず、この宿題は次回の教室に持ち越しです。
さて、どうなっているかな~。
楽しみにしています。
私も半衿付けは苦手です。
なので爽竹の襦袢が良いと思ったのです。
私の爽竹の襦袢もでき上がってきました。
次の教室では爽竹デビューです。
皆さん良い良いと言いますが、自分で確認して私なりの感想をお伝えしたいと思います。
なんだか私って調べたり確認したりするのが好きみたいです(笑)
【2023年7月28日ブログ 梅雨の季節…着物を快適に着るために】
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