和とわブログ

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感動の卒業式の話から 〜岩手県一関市・和とわ総本店 着付け教室〜

 

卒業証書イメージ画像

コロナ禍明け 校歌斉唱

3月1日、一関市内のほとんどの高校では卒業式が執り行われました。

この日は朝から雪や霙の寒い一日だったと思います。

一関市の「和とわ総本店」で着付け教室の講師をさせて頂いております藤江です。

卒業式で感動された一こまを、着付け教室のおさらいコースを受講されていた方が話して下さいました。

それは校歌のお話です。

ここ数年コロナ感染拡大の影響で声を出して校歌を歌う機会が無かった卒業生、在校生のみなさんでしたが、今年はこの日のために一生懸命練習し、式では立派に歌われたそうです。

そして斉唱された校歌に「校歌ってこんなに良いものか」と感動し涙を流された職員の方々もいらっしゃったという、心に沁みるお話でした。

待ち遠しい河津桜の開花

もう4月です。

庭の水仙やチューリップも日ごとに芽を伸ばし、冬の間ピーンと枝を張らせていた河津桜も、ゆっくりと枝をしならせ、蕾もふっくらとしてきました。

開花が待ち遠しい今日この頃です。 

綺麗なピンク色の河津桜イメージ画像

婆ちゃんと孫の会話より

休みを利用して泊まりに来ていた孫たち、  着付け教室に出かける準備をしている私のところに来るなり、

「おばあちゃんのお着物可愛くない、もっと可愛いの着ればいいのに。」…と。

「ピンクのお着物とか、お花がいっぱいのとか、蝶々とか、犬とか、猫とかね。」と言いたい放題で騒がしい。

畳んだ帯を廊下いっぱいに伸ばしては

「お婆ちゃんこんなに太ってんの?」、

「それはないでしょ」、

「これは何、頭に載せるの?」と帯枕を持ち出す。  

全く、今急いでいるのに…孫たちはお構いなし。

「そこに座ってみていなさい、マジックをご披露します。」と帯を巻き始める。  

「見えてきたのは“座っておじぎをしている10匹のアリさん”です。」

「さあ、ここで問題です。このアリさんたちは何と言っているのでしょうか?」と問いかける。

しばし3人の孫たちは考え中、ちょっとは静かです。

「じっくりゆっくり考えてね。」…今のうちに帯を締めてしまわなくては。

孫が話しかけるイメージ画像

間もなく孫の一人が「簡単だよ、ありがとうでしょ。」と正解を答える。

となるともう一人の孫も「私もそう思ったのに」と、ますます騒がしくなります。

「お婆ちゃん、この帯は可愛いね、私にちょうだいね。」

と言うので「もちろん、喜んで」と答える。

当然、「私にもね」となります。

「半分こにしようか」と言う。

「ピンクのお着物も買ってね。」…

「ううん、考えておくね。」と。

孫たちとこんなやり取りをしながら何とか仕上げて

「行って来まーす。」 

【2023年3月31日ブログ〈着付道具〉は着物着付けの強い味方】

娘たちや孫たちへ

この孫たちが大人になった時、私が大事にしていた着物や帯を、どのような気持ちで見てくれるのか、袖を通してくれるのか、はたまた全く興味を示さないのではとも思いながら、「今からそれとなく洗脳しておこうか」とも考えます。

しかし先ずはこの子等の母親から洗脳せねば、価値も分からず粗大ゴミ扱いされてしまったらたまったものではありませんから。 

色々な着物イメージ画像

私だってやれば出来るのです

自分ではそうは思わないのですが、配偶者曰く、「大ざっぱだな」と。

しかし、私にも几帳面なところはあると思うのです。

例えば仕立て上がった和服に関しては結構丁寧にファイルしていることはそれに値すると思っています。

着物に付いている証紙の画像

それと一緒に証紙もデジカメに収めます。

印画紙(Lサイズ)にプリントアウトし、余り布少しを切って写真と一緒にストックブックに挟み込み、催事などで得た情報やTPOも簡単に書き添えて保存するようにしています。

もっときちんと整理して残されている方々はいらっしゃるとは思うのですが、私にすれば精一杯の稀な作業なのです。 

私だってやれば出来るのです。 

【2023年9月19日ブログ 箪笥の中で出番を待ち焦がれている着物たち】

前向きな生徒さんに感心させられて

着付け教室2月、3月クールも終了しました。

私はおさらいコースを担当させて頂きましたが、生徒さん方には本当に感心させられています。 

以前にも書かせて頂きましたが、お仕事の都合でこの時期のクールだけレッスンに通われている方々です。

「1年振りなので…」とお話しされながらも回を重ねる度にきれいに仕上げられているのです。

また、自分で補正道具を作られ、見違えるくらい着方がスムーズに進み、仕上がりもきれいになった方など、私自身も勉強になります。 

生徒さん方同士で「補正があると無しでは全然違いますよ」と話していたり、なるほどと納得して頂いたり、会話も弾んで楽しい時間を過ごさせて頂きました。 

1年後になりそうですが、またお会い出来ることを約束して講習を終了させて頂きました。

【2022年9月23日ブログ 着物姿で一番大事な「補正」のお話】

 

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「和とわ総本店」は江戸時代から9代続く老舗呉服店です。

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