和とわブログ

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夏と言えば浴衣。浴衣のあれこれお話します!! ~岩手県一関市・和とわ総本店 着付け教室~

 

2024年6月のカレンダーの画像

こんにちは 一関市の和とわ総本店で着付け教室の講師をしております、

和とわ総本店 店長の千葉です。

6月になり暑いなあと感じる日も増えてきました。

今回は着物をたくさん着ています講師である

私から、夏は浴衣を楽しみたい(^。^)

なので、あらためて浴衣のお話をしていきます。

白地に青色の花柄の浴衣を着て街を歩く女性の画像

1・浴衣(ゆかた)ってなんだろう?

夏に楽しむ浴衣の原型は、平安時代の蒸し風呂で着用していた「湯帷子」(ゆかたびら)と言われています。

今で言うサウナに、ゆかたを着て座っている感じが合っているかもしれません。

当時は貴族の汗取り、身体隠しとして着用して入浴していたそうです。

やがて室町時代になり、お風呂を出た後、

汗を吸い取り乾かすために浴衣を着て涼むようになりました。

そして一般庶民が着用していくようになりました。

素材も麻の単衣から、綿の素材に変わり今のような浴衣へと変化していったようです。

薄小豆色の風呂敷の画像

余談ですが、風呂敷ってご存知ですよね。

江戸時代には裸で入浴するようになり、

それまで物を包む裂(きれ)としていた物を

銭湯で脱いだ着物を風呂場で敷いて包んでおくようになってから風呂敷と呼ばれるようになりました。

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2・夏の着物としても楽しめる竺仙(ちくせん)

夏祭りや花火大会、夕涼み会など、浴衣を楽しむ

シーンは夏の暑い日が思い浮かびますね。

思い出もいろいろあることでしょう。

ちなみに私の思い出は、小学校1年生の頃だったと思います。

祖母が縁側で私と妹の浴衣を仕立ててくれました。

その浴衣を妹と着て近所の盆踊りに出かけたことですね。

その後も高校生の頃にも仕立ててくれた浴衣は、

今でも大切にしています。

竺仙の浴衣の画像

さらに浴衣はもっと大人の楽しみ方があります。

今回紹介するのは「竺仙」(ちくせん)の浴衣です。

竺仙の浴衣の特徴は、江戸の地で創業した

その歴史を反映した伝統的で「粋」な模様が、

現代まで継承された技法で受け継がれています。

「奥州小紋」(おうしゅうこもん)

「絹紅梅」(きぬこうばい)

「綿紅梅」(めんこうばい)

「松煙染」(しょうえんぞめ)

「江戸小紋」(えどこもん)  が有名です。

もちろん浴衣として、襦袢を着ないで半幅帯で気楽に着る楽しみがあります。

そして、竺仙の浴衣の柄の感じから夏の着物としても楽しむことができます。

どんな風に楽しむ?

半幅帯を結ぶ時はちょっと大人のミンサー織が

おすすめですね。

そこに帯締めを合わせるのも素敵ですよ。

それから帯は夏の名古屋帯。

博多帯などすっきりで涼しいですね。

また長襦袢を着て白い半衿に合わせて楽しむのも、大人の着こなし方です。

藤のバックと素足に桐の下駄。

日中のお出かけなら日傘は藍染。

これで大人の竺仙浴衣、トータルコーディネートの出来上がり。

【2023年7月7日ブログ 着物姿を涼しげに見せる夏を】

3・浴衣を着たあとはどうしていますか?

夏に着る浴衣。当然汗をかきます。

洋服でも汗をかけば、すぐに洗濯しますよね。

そうです、水で。

汗は水で洗うのがいいです。

しかも、浴衣は綿素材が多いので自宅で水洗いできます。

ちなみに洗濯表示(絵表示)が付いている場合は

その表示通りにしましょう。

特に汚れているところはないか確認します。

ファンデーションや日焼け止めクリームが付いていたら、

クレンジングとか台所洗剤を薄くつけて、

歯ブラシで布目に沿って優しく擦るといいです。

あとはすすいで軽く絞ります。

そのあとはたたんで、ちょうど良い大きさの

洗濯ネットに入れておしゃれ着洗いスイッチで

洗濯機で洗っちゃいます。

大丈夫ですよ。(私もそうしてます)

洗濯機のイメージ画像

竺仙の浴衣は、本藍の手染めです。

藍の色が落ちる可能性もあります。

他の物には移らないのが本藍ですが、特に竺仙は、

手洗いですることをメーカーさんもすすめています。

脱水は1分程度。洗ったらすぐ干します。

竿などにしわを伸ばして、陰干しをします。

アイロンをするイメージ画像

アイロンはしわが気になる綿は、かけておいた方がいいですね。

きちんとしわを伸ばしながら、折り目もきちんと。

最後は綺麗にたたんで出来上がり。

また次に楽しんで着られますね。

でも、大変そう、できなさそう、面倒だわ。

心配な時は和とわまでお持ちください。

汗をかいた浴衣は早く洗濯するのが1番のポイントです。

【2023年7月14日ブログ 夏の着物を着るときに気をつけたいこと】

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4・着付け教室で浴衣の帯結びも楽しめます。

和とわの前結び着付け教室では、浴衣の半幅帯も色々種類があります。

前で結べる利便性を活かし、アレンジ結びもできます。

浴衣の帯の文庫結びの画像

基本の「文庫結び」から、シンプルな「貝の口」。

「七夕結び」とか「なにわ結び」「花短冊」など、

覚えると他の方と違う、大人の結び方になります。

生徒さんにも評判がいい結び方で、生徒さんに教えられることもあるくらいです。

【2022年9月3日ブログ 夏の浴衣姿をワンランクアップ! ~半巾帯結び】

YouTubeを見て、楽しむ方も多いことでしょう。

実は私もYouTubeにはお世話になっています。

今年の夏は浴衣で楽しむ目標を持って、

着付け教室で学んでみても良いかもしれませんね。

無料体験や見学もできますのでまずは

お気軽にお申し込みください。

楽しく学んで、あこがれの着物をたくさん着られるように

和とわ前結び着付け教室は、応援いたします(^_^) 

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2024年6月7月の和とわ総本店着付け教室生徒募集のチラシの画像

和とわ総本店の着付け教室では受講生を募集しております。

帯を前で結ぶ「前結び着付け教室」は大変ご好評をいただいております。

次回のお教室は2024年6月8日(火)スタート!

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和レッスンは、岩手県一関市の「和とわ総本店」が運営する着付け教室です。

「和とわ総本店」は江戸時代から9代続く老舗呉服店です。

地域密着型店舗として、一関市、お隣奥州市や宮城県栗原市、登米市、気仙沼市などから沢山のお客様にお越しいただいております。

「和のある豊かな人生を永遠に応援し続けます」をモットーに、ベテランスタッフから写真スタジオスタッフまで総勢25名体制で皆様のご来店、心よりお待ち申し上げます。

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