和とわブログ

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お着物で真夏の結婚式に参加して ~岩手県一関市・和とわ総本店 着付け教室~

 

升に入った米粒の画像

こんにちは、一関市和とわ総本店の着付け教室で講師をさせて頂いております鈴木真由美です。

秋になりました。稲刈りもほとんど終わったように見えます。

刈り終わった田んぼに目をやりますと大変ぬかるんでコンバインなどがはまったであろう水たまりの跡があり 農家さんの苦労がうかがえます。

今年は雨が多かった。

お米がないと話題になりましたが 農家さんがこうして苦労しておコメを作ってくださる事に心から感謝です。

美味しいお米をありがとうございます。

結婚式の招待状を頂きました

少し前の話です、今日はこの夏に経験した 真夏の結婚式にお呼ばれしたお話をします。

私は今まで過去に何度となく招待状を頂き結婚式にはお呼ばれしましたが八月に結婚式というのは初めてでした。

おめでとう、小さい頃からよく見知って見守ってきたお嬢さんの結婚という事でしたので 私も心から嬉しく思いました。

ウエディングドレス姿の花嫁とタキシード姿の花婿の画像

さて招待状を頂いた私が次に思ったのは「何を着ていこうか」でした。

この暑い八月に着物を着るか?(今年は特に酷暑と言われている)

それともお洋服にするか?(ならば服、靴、バックは?)

【2024年2月9日ブログ 着物を着たいけど、こんな時はどんな着物を着ればいいですか?】

着物を着る事に決めました

いろいろと迷いましたが着物を着る事に決めました。

私がそもそも今の様に着物にかかわる事になったきっかけは結婚式などの時に自分で着物を着られたらどんなに素晴らしいだろうと思ったからなのです。

そうだよ!まさに今だよとそもそもの原点を思いだしたのです。

こんなときに着物を着ないでどうする!と。

華やかな訪問着の画像

では何を着ますか?

そこで考えるべきはまず季節のこと そしてドレスコード。

時期は八月まさに盛夏 着物は薄物といって透ける生地の着物を着ることになっています(別に法律で決まっているわけではない)が、その上でドレスコードは結婚式ですので礼装、略礼装です(ご招待して下さった方との間柄にもよります)。

私たちが生活している日常の中では最高の晴れのおめでたい催し 精一杯おしゃれをして祝う気持ちを表したい気持ちは山々です。

私は花嫁さんの母の友人でしたので華やかな訪問着とかそんな感じの着物を着ていきたいところですがこの季節に着るフォーマルな訪問着はもっていませんでした。

袷といって夏以外の季節に着るフォーマルはどれにするか迷うほど 嘘です、そんなにはないですが少しはあります、ですが真夏用のフォーマルは持っていませんでした。

【2022年9月9日ブログ 着物の暑さ対策を着付け教室講師がお伝えします!】

手持ちのものから選ぶ

私は柄のない無地の着物が好きで手持ちの薄物の中から 紺地で織りに市松模様のある着物を選び着ていくことに決めました。

紋こそついてはいませんが一つ紋の色無地風に見えなくもないそんな気持ちで選びました。

着物が華やかさに欠ける色なので帯は華やかな物をと思いましたが帯も季節に合った帯を選ぶ必要があり白い薄物の袋帯を合わせることにしました。

織地の模様が丸の連続で丸はめでたい模様ですよね。

そして せめて少しでも華やぎを添えたいと思い重襟を付けました。

もっと前に持ち物のチェックをすべきでした

前日に迫ってから持っていく物の準備をしました。

久しぶりにどころか何年ぶりに出してみた着物用のフォーマルバックは何だか表面の手触りが変です、何だかベタベタします。

ずうっと箪笥にしまい込んでいたのでそれが原因だろうと思いました。

和装フォーマルバッグのイメージ画像

和装フォーマルバッグのイメージ画像

明日は当日だという午後に台風が来るかもしれないというお天気の中 和とわさんにバックを買いに走りました。

店長が結婚式以外にも使えますという素敵ないいものを勧めて下さり満足して帰宅しました。

新幹線が運休かもと覚悟しました

楽しくも頑張って準備を整えていたところテレビのニュースで「台風のため新幹線が運休の可能性がある」と言っています。

八月は毎週のように次々と台風に見舞われていましたね。

どうしよう 新幹線が動かなければもしかしたら残念だけどその時は結婚式に参加出来ないかもしれないと覚悟を決め その旨を連絡しました。

東北新幹線のイメージ画像

行ってきました!

当日は新幹線が止まることもなく素敵な結婚式に参加して参りました。

とってもアットホームな素敵な結婚式と披露宴でしたよ。

どんな感じか?では少しだけ

とってもカッコイイ花婿さんがピアノ とっても可愛い花嫁さんがフルートをお二人息の合った演奏のプレゼントからはじまった披露宴でした。

おまけに素晴らしく上手でした。

楽器を演奏するときはドレス姿の洋装でした。

途中で退席されましたがきっと純白のドレスから色付きのドレスにお色直しなのだろうと思っていたら お二人は着物姿に打掛姿で現れたのです。

とてもびっくりしました(良い意味で)。

色打掛の花嫁の画像

着物姿は華やぎと会場の格を上げる

真夏の結婚式ということでしたがお身内の女性の方々はお着物でのご参加でした。

結婚式でのお着物姿は華やぎと会場の格を上げると確かに思いました。

私は先程述べましたように自分で着物を着ることを決めましたが、正直お身内の方々花嫁さんのお母さまの留袖はともかくこの暑い中よく着物を着られたなあと感心いたしました。

花嫁さんと花婿さんのお若いご姉妹の方々の着物姿は本当に会場を華やかに彩ってくれました。

お洋服に比べ着物は色が華やかでそれを若い方が纏うのは本当にいいものです。

日本の誇るべき民族衣装 着物 いいなあと思ったのは私だけではなかったのではないか 他の皆さんもきっとそう思ったに違いないと確信をいたしました。

結婚式で新郎新婦と両親が並んでいる画像

何一つ困ることはありませんでした

私自身も少し洋服にしようかと迷ったりしましたが私は私なりの理由で着物を着て参加して本当に良かったと思っています。

しっかりク-ラーもきいていましたしね。

暑い会場の外を着物姿で移動するなどということがないように会場に着きましてから着物に着替えましたし、結果八月の真夏の結婚式に着物で参加したからといって何一つ困ることはありませんでした。

【2023年9月29日ブログ 着物の着付けも「段取り八分」】

 

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