着物で着付け教室に参加するメリット ~岩手県一関市 和とわ総本店 着付教室
こんにちは。
岩手県一関市の和とわ総本店で着付け教室の講師をしております石川です。
暦の上では立秋も過ぎましたが、まだまだ残暑厳しい日々が続きそうです。
心地よい秋の足音が本当に待ち遠しいです。
さて今回は、着物で教室に参加するようになった生徒さんのお話です。
◎着物を着て出掛けてみたい
着付け教室の生徒さんから「自分で着物を着られるようになっても、着て行く所がなくて残念だ」という声を聞くことがあります。
せっかく自分で着物を着られるようになったのですから、結婚式や入学式、卒業式など特別な場所でない所へも出かけたいと思うのは当然のことです。
◎着付け教室に着物で参加
入門コースからおさらいコースに進まれた生徒さんが、3講目のお稽古でとても綺麗な着姿に仕上げました。
私はもちろん、他の生徒さんも大いに褒めましたし、ご本人もよほど嬉しかったのでしょう、「このまま着て帰りたい」とおっしゃったのです。
それで、つい、お道具をお貸ししていることを忘れて「お家の方に見せてあげてください。」と許可してしまいました。
その日は靴を履いて帰られましたが、次の回には草履を持参し、その次の回からはご自宅から着物を着て参加するようになりました。
今では、「もっと綺麗に着るためにはどうしたら良いか」と、お稽古に励んでいます。
◎着物で参加するメリット
この生徒さんは、自宅で着物を着てから着付け教室に参加するメリットは「荷物が少ないことが一番いい」と話していましたが、ほかにも良い点があります。
一人では帯結びがうまく出来なくても、おはしょりが曲がっても、着たすぐ後に教室に参加してお稽古できるので、わからないところを即座に講師に質問することが出来ます。
教室で皆さんと一緒にお稽古する時は出来るのに、一人でやってみると出来ないという自分が出来ない所が分かるのは大事なことです。
そればかりでなく、どうすれば車の乗り降りがスムーズにできるかとか、裾がはだけないように歩くには、内また気味に歩幅を小さくした方が良いとか、着物を着た時のしとやかな所作も身についてきます。
そして何より、着物で出かける機会にもなります。
◎「着物で楽しもう会」に参加
和とわ総本店では「着物で楽しもう会」というイベントが月1回のペースで開催されています。
4月は塩釜神社へお花見ツアー、5月はK・K(気軽に・着物で)ランチ会、6月は平泉毛越寺のあやめ祭り、7月はK・Kランチ会でした。
毎回、行先やお食事内容をしっかりリサーチし、楽しい時間になるように企画されています。
先日私も参加しましたが、教室で1回だけ着た薄物の着物をメンテナンスに出す前にもう1回着たいと思ったのです。
しまってある着物を着て出かけるチャンスにしてはいかがでしょうか。
今は様子を見ながら近場に出掛けて着慣れておくのです。
このコロナ禍が過ぎた時に京都や金沢などへ旅行する機会があるかもしれません。
いざという時のためにも、いつでも、慌てず、しっかり着られるように、ずっと着物を楽しんでいきましょう。
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和レッスンは、岩手県一関市の「和とわ総本店」が運営する着付け教室です。
「和とわ総本店」は江戸時代から9代続く老舗呉服店です。
地域密着型店舗として、一関市、お隣奥州市や宮城県栗原市、登米市、気仙沼市などから沢山のお客様にお越しいただいております。
「和のある豊かな人生を永遠に応援し続けます」をモットーに、ベテランスタッフから写真スタジオスタッフまで総勢25名体制で皆様のご来店、心よりお待ち申し上げます。