和とわブログ

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【襦袢と着物の色合わせ】買うならブルー系とイエロー系 ~岩手県一関市・和とわ総本店 着付け教室~

秋の青空の写真

こんにちは。

一関市和とわ総本店の着付け教室で着付け講師をさせて頂いております鈴木真由美です。

こうしてひと月に一回ブログを書かせていただいておりますとあらためて季節の移り変わりを感じざるをえません。

たしか前回のブログでは「いつまで暑いのでしょうか?」と書かせていただいたと思います。

が今回でしたら「最近急に朝晩肌寒くなりましたね。昔から暑さ寒さも彼岸までと言われていますがさすがに今年はどうでしょうか? と正直思っていましたが 」ですね。

あらためて今や私にとってこのブログはひと月ごとの季節の確認みたいな状態になりました。

確かに確実に季節は動いています。

9月の着付け教室が始まって

帯の前結びをしている生徒さんの写真

さて私が担当しております九月の第一週から始まった9月10月コースの着付け教室もそろそろ終盤です。

着付け教室では決まったカリキュラムの内容を繰り返しレッスンするわけですが、それ以外にも例えば前回紹介しました着物の衣替えについてのお話しですとか、帯結びであればかっこいい!と評判の角出し結びですが「この帯結びはフォーマルには適しません。オシャレ用に締めてください」ですとか、着物にまつわるいろいろなお話を気付く範囲でその都度お話させていただいております。

【2023年8月4日ブログ ある七月の和とわ総本店の着付け教室のおさらいコースでの生徒さんたちの話題です】

今回もそのような感じで「襦袢」に関してお話ししましたら生徒さんが「もっと早く聞きたかった」とつぶやかれました。

その時のお話をいたします。

いつもと違う襦袢を着て来た生徒さん

暑いとは言え季節は動いています。

着物も襦袢も薄物のまま(まだまだ暑いですから)の場合もありますが、薄物でない単衣を着られる生徒さんもおられます(教室内で着る着物は自由です)。

生徒さんのお一人がきれいな青系の格子柄の襦袢を着ておられましたので皆さんにご注目いただきまして襦袢のお話を少しさせていただきました。

襦袢のお話

ピンク色の襦袢の写真

ご存知の通り襦袢は着物の下に着用するものです。

着物を着てしまえば半衿以外は外からはほとんど見えません。

ですが少しだけ外から見えるところがあります。

袖口と袂(後ろ側)から腕の動きに合わせがチラチラと見えるのです。

襦袢はこれしか持っていないというのであればあまりこだわる必要はありませんが、もし何色かお持ちでしたら帯揚げや帯締めのように差し色として着物との組み合わせを楽しむ気持ちで選ばれてみてはいかがでしょうか。

そんなに何色も襦袢を揃える必要はありません。

【2023年1月13日ブログ 着物の色は日本の色】

襦袢のお話し。私の場合

襦袢について私の場合のお話をさせて頂きますと、最低二色、ブルー系(寒色系)とイエロー系(暖色系)の襦袢が重宝しております。

襦袢ですからほぼ淡い色合いです。

私の場合、青色、紺色等の寒色系の着物が多く、それらはブルー系(淡い水色)の襦袢とほとんど合います。

そしてイエロー系(淡いベージュ)の襦袢ですと、もえぎ色やクリーム色やベージュ等黄色系の暖色系の着物に合わせます。

それ以外の色として、私もですがほとんどの方が白とピンク色の襦袢をフォーマルとして持っていました。

この四色があれば、ほぼほとんどの着物に合わせることができるのではと思います。

着物と襦袢を選び、それらを合わせた時にその色合いが思った通りピッタリ合っていたとします。

そんな時、何とも言えない満たされた気持ちになります。

自分では見ることがない袖口と袂ではありますが(他人から見えたとしてもほんの少しだけなのに)色を合わせたということがとても気持ちよく嬉しく、まさに自己満足というツボにハマった状態といったらご理解いただけるでしょうか。

襦袢をお買い求めになるとしたならば……

爽竹の襦袢地の写真

爽竹の襦袢地

「ですからもしも襦袢をお買い求めになるとしたならば、こう言った理由でブルー系とイエロー系を揃えられると良いですよ」

そんなお話をいたしました。

そこでお一人の生徒さんが「実は少し前に新しい襦袢を買ったばかりで、この話をもっと早く聞きたかったです。」と、とても残念そうに言われました。

そう言われますとお役に立ったようながっかりさせたような複雑な気持ちになり、私もとても残念に思いました。

ごめんなさい、でも今回お買い求めになった襦袢も気に入ってお買い求めになったものだと思うので、ぜひ次の機会にお役立ていただけたらなと思います。

襦袢と着物の色合わせ。教わらずとも知っていた生徒さんでした

そうそう、先程のきれいな青の格子柄の模様の襦袢を着られていた生徒さんですが、淡いグレーの紬の着物を合わせられていました。

お袖からちらちらと見える青系の襦袢ですがグレーの着物と大変よく合っていました。

着付け教室で着る着物を季節に合わせた物に変えてきて、そして襦袢も先週と同じとかではなく、その着物に合わせて選ばれたこの生徒さんは襦袢と着物の組み合わせを意識して楽しんでおられるなあと大変感心いたしました。

教わらずとも知っていた生徒さんでした。

【2023年6月9日ブログ 素敵に着物を着られたら、小物合わせや持ち物にもこだわりたいです‼︎】

 

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和レッスンは、岩手県一関市の「和とわ総本店」が運営する着付け教室です。

「和とわ総本店」は江戸時代から9代続く老舗呉服店です。

地域密着型店舗として、一関市、お隣奥州市や宮城県栗原市、登米市、気仙沼市などから沢山のお客様にお越しいただいております。

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