和とわブログ

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着物を着たいけど、こんな時はどんな着物を着ればいいですか? ~岩手県一関市・和とわ総本店 着付教室~

 

春を知らせる梅の花のイメージ画像、青い空をバックに白梅が咲いている。

こんにちは

岩手県一関市の和とわ総本店で着付け教室の講師をしております、

和とわ総本店の千葉です。

季節は立春を過ぎましたが、一関市ではまだまだ寒さが厳しい今日この頃です。

でも実際は、北国岩手一関にはまったくと言っていいほど雪がありません。

もう春になるのではと思うくらいの暖かい今年の冬です。

着物を楽しむには丁度いいかもしれませんね。

本日は、着物を着たいけど、こんな時はどんな着物を着れば良いのか、着物のTPOについてご紹介します。

1・着物を着てみたい。でも何を着ればいいのかわかりません

白地に青い模様の着物、鮮やかな青色の帯を身につけた女性のイメージ画像

着物を着るってどんなイメージが湧きますか?

結婚式、入学式、授賞式にお呼ばれされた、成人式。

最近は着物を着る機会は少なくなったように思います。

着付けを教えている講師としても、着物屋で販売員している者としても感じている事です。

それでも着物は日本の民族衣装です。

特別な時には自分で着付けて、出掛けたいものですね。

そこでわからないのが、いつ何を着たらいいのかと言う事。

わからないことが多いから、着物は難しいと思われる点ではないでしょうか。

代表的な場面を紹介して参ります。

tel.0120-26-5291 水曜・木曜定休日

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2・結婚式には訪問着

家族や親戚、友人知人の結婚式。

コロナ禍ではできなかった結婚式が行われるようになりましたね。

おめでたい事はやはり嬉しいです。

媒酌人をたてない今の時代、黒留袖を着るのは新郎新婦のお母様だけになったように思います。

黒い着物に家紋が5つ必ず入っています。

家紋は個人や家族を識別するために用いられた日本独自の物で、どの家にもあります。

ですが、意外と自分の家の家紋を知らない方もいらっしゃるようです。

黒留袖は腰より下の方にだけ柄があります。

おめでたい柄が用いられています。

【2023年11月3日 黒留袖に挑戦した同級生】

それに対して訪問着はご招待いただいた方が着る着物になります。

薄水色に花の柄の訪問着を着た女性の画像

着物全体に柄が全て上を向くように施されています。

季節の草花、宝尽くし、七宝柄、御所車、熨斗目(のしめ)など、縁起のよい柄が多いです。

着物全体が1枚の絵画のように柄付けされています。

ですので、訪問着を見た時の印象は豪華で鮮やかで、綺麗といった感想になるでしょう。

訪問着の有名なところでは、「加賀友禅」「京友禅」「金彩友禅」「総絞り」「中国刺繍」。

お好みはあると思いますが、どれをとっても日本や中国の職人技の素晴らしい作品です。

結婚式披露宴で鏡開きを行う和装の新郎新婦のイメージ画像

3・お子様が主役の時には、控えめに色無地で

色無地とは柄がない色のみの着物です。

色だけなのでたくさんの種類の色があります。

着やすくて多くの方がよくお召しになっている色では、 藍、茶、緑、辛子色、桜色などでしょう。

それに近い色や、個性的な色を選ばれる方もいます。

色無地は一見、柄がないことで寂しく感じる時もあります。

しかし、主役はお子様となるとお母様はあくまで引き立て役でしょう。

入学式や卒業式、結納。

七五三やお宮参りなどでもいいかと思います。

また反対にお祝いとは別に、仏事でお召しになるのも色無地です。

この場面での色は、紫、鼠色、深い緑、藍などを選びます。

少し前までは色無地には家紋を必ずと言っていいほど、入れておりました。

その場合は背中に1つ入れていることが多いです。

最近では、幅広く着る場面を作られるように家紋を入れることは少なくなりました。

着ていく場面に応じて結ぶ帯を変えます。

おめでたい時には、黒留袖や訪問着に合わせる袋帯。

仏事の時には喪服用の黒い名古屋帯。

また、おしゃれ着として着る時には、柄の楽しい半幅帯など。

多くの場面でコーディネートを変えて着回しできるのが色無地というわけですね。

私も色無地をいろんな場面で着ることがとても多く、生徒さんにも評判がいいです。

(嬉しい(^○^))

【2023年5月24日ブログ 初詣/新年会/卒業式/入学式で着る着物 目的に応じた私の着物選び】

薄緑色の色無地の着物姿の女性の画像

4・食事会やショッピングには小紋や紬がおすすめ

何も特別な時にだけ着るのが着物ではありません。

私も講師をしていても特別な時は少ないので、訪問着を着る機会はほとんどありません。

着物を着るのは普段が多いです。

では皆さんはいつ着ているの?と思われるかも知れませんが、今日は着物にしようと思った時に、着物にしています。

おしゃれなカフェやレストランで食事をする時。

お芝居を見に行く時。

気分を変えたい時。

お寺や神社に行く時。

そして着たい時。

想像つかないこともあるかも知れませんが、 洋服だって、今日の気分で選びますよね。

着物だって同じです。

こんな時は普段着を着ます。

小紋や紬は最適です。

小紋は着物全体に柄があります。

訪問着と違っておめでたい柄というわけではなく、さまざまです。

丁寧に染められてできる着物です。

草花、動物柄、空や星や月、骸骨とか。

有名なところでは江戸小紋などがあります。

おめでたい席でも悲しい席にも着られる着物。

帯次第でとても重宝に着られます。

紬は柄物もありますが、どちらかといえば生地味を楽しむ着物だと思っています。

柄は縞模様や無地っぽい物、雪輪模様や亀甲などが有名でよく見られます。

素材は真綿を活かして糸作りをしている織物ですので、 表も裏も全く同じなのが特徴です。

お母様やお婆さまの着ていた紬を仕立て直して、裏を表にして綺麗に着ていくことができるのも紬の良さです。

「大島紬」「結城紬」「牛首紬」は日本三代紬と呼ばれています。

世界に誇れる技ですね。

【2023年9月22日ブログ 季節を楽しむ秋の着物柄をお話しいたします】

和とわの着物で楽しもう会の集合写真。2023年10月盛岡の南昌荘にて。

2023年10月盛岡の南昌荘にて「着物で楽しもう会」集合写真

5・着付け体験だけでもできますか?

興味はあるけど、ちょっと不安に思うこともあると思います。

そんな方には「着付け無料体験レッスン」があります。

実際に他の生徒さんと一緒に習ってみたり、見学をしたりできます。

着付け無料体験レッスンを受けてみてから 本来の着付け教室を受講される生徒さんも多いです。

気楽にお申し込みください。

1つはお電話で着付け教室のお申し込みができます。

tel.0120-26-5291 水曜・木曜定休日

曜日の希望などお伝えください。

お店のスタッフがお答え致します。

2つめはネットで和とわ着付け教室と検索し、和レッスンー和とわグループが運営する頑張る女性のための和の教室をクリックしますと、着付け教室のページになりますのでそちらから申し込みもできます。

着たい時に1人で着る。

最高にかっこいい姿だと思います。

楽しく学んで、あこがれの着物をたくさん着られるように応援いたします(^_^) 

 

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和とわ総本店の店舗写真

和レッスンは、岩手県一関市の「和とわ総本店」が運営する着付け教室です。

「和とわ総本店」は江戸時代から9代続く老舗呉服店です。

地域密着型店舗として、一関市、お隣奥州市や宮城県栗原市、登米市、気仙沼市などから沢山のお客様にお越しいただいております。

「和のある豊かな人生を永遠に応援し続けます」をモットーに、ベテランスタッフから写真スタジオスタッフまで総勢25名体制で皆様のご来店、心よりお待ち申し上げます。

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