女優「吉田羊」さんから学ぶ着物コーデ ~岩手県一関市・和とわ総本店 着付け教室~
こんにちは。岩手県一関市の「和とわ総本店」で、着付け講師をしております、鈴木喜代です。
春が待ちどおしい
2月に暖かい日が続いた時は、「あゝ、今年は過ごしやすかったなぁ~、桜が早々と開花してしまうのかなぁ~」なんて安易に考えていましたが、そうは問屋が卸しませんよね。
沿岸部では記録的な大雪が降り、まぁまぁ寒い日が続きましたね。
しかし厳しい寒さもやっと終わりそうですね。
これからは、日に日に暖かくなって、いろいろな草花が芽を出しカラフルな景色に変わっていきます。
春が待ちどおしいですね。
【2022年3月25日ブログ 入学式に着物を着たい生徒さんからの質問】
我が家の孫の初節句
少し前の3月3日のお雛様は、我が家の孫の初節句でした。
袴風の衣装でパチリ!と記念撮影しました。
娘が言うには、「本人もとてもご満悦な感じだったよ。」と、やはり日本人ですね。(笑)
私が子育てする頃にはなかったと思いますが、最近はいろんなアイテムがあるんですね。
次は七五三かなぁ。
楽しみ、楽しみ。
髪の毛が伸びるかどうかという心配はありますけどね。
女優「吉田羊」さんから学ぶ着物コーデ
先日NHKの朝の情報番組を見ていたら、女優の「吉田羊」さんがゲストで出ていました。
吉田さんは芸能界の中でも着物好きで有名だと思います。
その日も着物でしたが、その着付けがとても斬新です!
着付けというよりは、コーディネートの仕方ですね。
色の組み合わせも素敵なのですが、なんといっても小物の取り入れ方が凄い!
ベレー帽やブーツ、付け襟や見せるTシャツ、それから手袋にウイッグ。
帯留めは手作りもしているようで、ブローチは私も考えつきますが、なんと箸置きなども気に入ったものは帯留めにしてしまうそう……恐れ入りました。
帯留めは小さいけれど、存在感があって、それだけで印象も変えられます。
なのにしまう時は場所をとらないので、とてもすぐれものだと思います。
この日私が一番勉強になったのは、タートルネックの長袖Tシャツと手袋でした。
吉田さんはアンテイークのお着物が好きだそうですが、アンテイークのものは往々にして裄が短いそうです。
なので、Tシャツや手袋をすることで腕を隠すことができて着物と一体感があるように見えるとのことです。
実際にそうで、吉田さんが裄の話をされるまで、まさか裄が短いとは全く気づきませんでした。
この手があったかぁ~と、目からウロコでした。
なにしろ、私の持っている着物は,裄の短いアンテイーク!?の着物がほとんどですから。(笑)
カッコ良く見せるためにではなく、足りないものを補ったらカッコ良くなった……という感じですね。
成人式の振袖で近年流行ってきている、付け襟や付け袖は知っていましたが、振袖だけじゃなくて良いのですね。
吉田さんも、もっともっと着物を楽しんで欲しいとおっしゃっていました。
私も同感よ~、とテレビに頷き、それと同時に、吉田さんのフォトエッセイ『ヒツジヒツジ』を読んでみたいなぁと思いました。(笑)
アンテイーク着物とはいえ、着付けは同じ。
先ずは着付けを覚えましょう!
吉田さんの着付けも素晴らしかったです。
袋帯を二重太鼓にしていましたが、帯結びも完璧でした。
ふと、自分で着付けしたのかな~?と疑ってしまうくらい素晴らしかったです。
基本を理解したうえで、自分流にアレンジするのがおすすめです。
【2023年6月9日ブログ 素敵に着物を着られたら、小物合わせや持ち物にもこだわりたいです‼︎】
着付け教室の様子
2月・3月クールの着付けレッスンは、おさらいBコースと入門コースを2回担当させていただきました。
Bコースの生徒様は、20代から60代まで、年代もバラバラですが、なかにはお子様の卒業式に訪問着を着る方と、お子様の結婚式に黒留袖を着る方がいらっしゃいました(お二人とも今クール内に式がありました)。
期限があると、それはもう必死です!
黙々と、そして黙々と・・・(笑)。
とても綺麗な仕上がりになっていました。
さてさて、本番はどうだったのでしょうかね~。
それに釣られるように、他の方も黒留袖を持ってきて練習したりと、和気あいあいで楽しい着付け教室です。
Bコースにもカリキュラムはありますが、目的優先で多少融通が利くというか、結構融通が利くところがとても良いところだと思っています。
着付け入門コースは、今回は皆さん20代で、着物の着付けが初めての方や、ほぼそれに近い方達ばかりでしたが、準備などはサクサクとできるようになり、若いって凄いなぁと感じました。
Bコースとは違って、静かに進んでいくので、時々笑わせようかと自虐ネタを入れてみたけど、誰も反応しなかった時は少し心が折れそうになりました。(笑)
しかし少しずつお話しを聞いていくと、お母様の着物だったり、おばあ様が着物好きの方だったりなどがわかりました。
たった2回の授業でしたので、もっともっと皆さんとお話したかったと思いました。
次回、おさらいコースでお会いできたら嬉しいですね。
ひと通り着物を着られるようにはなっていますが、定着するには繰り返し着物を着ることが必要ですからね。
【2022年2月27日ブログ 黒留袖を自分で着たい(生徒さんの声)】
着物をもっと身近に
節句や成人式、卒業式、結婚式、お茶やお花の習い事、そのような場面もですが、何でもない時でも、着物が身近になっていったら良いと思いました。
私の大好きな相撲が始まりました。
大阪場所です。
今回は着物の方が多いでしょうかね~?
地域によっても個性があるような気がするのは私だけかなぁ~。
いろんな見方で相撲を見てみるのも良いと思いました。
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和とわ総本店の着付け教室では受講生を募集しております。
次回のお教室は4月6日(土)スタートです!
ちょっとしたご相談もお気軽にどうぞ
お電話でのご入会申し込みは tel.0120-26-5291
営業時間 10:00~18:30 水曜日・木曜日定休
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和レッスンは、岩手県一関市の「和とわ総本店」が運営する着付け教室です。
「和とわ総本店」は江戸時代から9代続く老舗呉服店です。
地域密着型店舗として、一関市、お隣奥州市や宮城県栗原市、登米市、気仙沼市などから沢山のお客様にお越しいただいております。
「和のある豊かな人生を永遠に応援し続けます」をモットーに、ベテランスタッフから写真スタジオスタッフまで総勢25名体制で皆様のご来店、心よりお待ち申し上げます。